【SKIPが特許業界で日本一の年収水準を達成!】2023年のアソシエイト弁理士・特許技術者の平均年収約1285万円、特許事務の平均年収約723万円を達成しました(仮決算から確定決算にアップデート)。
2024.02.22
SKIP
SKIPが特許業界で日本一の年収水準を達成(SKIP調べ)しましたので報告をさせていただきます。
なお、もしも、もっと年収水準の高い特許事務所があれば、こっそりとSKIPの奥野弁理士に教えてください。そのときは、日本で二番目に修正させていただきます!
SKIPのアソシエイト弁理士・特許技術者の年収水準
平均値 | 約1285万円 |
最小値 | 約380万円 |
第1四分位数 | 約1018万円 |
中央値 | 約1299万円 |
第3四分位数 | 約1585万円 |
最大値 | 約1917万円 |
SKIPでは、2023年もおかげさまで史上最高決算を達成させていただきました。その結果、嬉しいことに、2023年には、アソシエイト弁理士・特許技術者の平均年収として約1285万円(代表社員、パートナー、ジュニアパートナーなどの経営陣を除く 入所初年度のメンバーおよび年度途中の入所・退所・休職を除く 手取年収ではなく額面年収 年末調整時における顧問税理士による公式算出結果)を達成することができました。
注:なお、最小値の所員は、弁理士試験の最終合格のために意図的に仕事量の負荷を減らして、弁理士試験の短答試験、論文試験、口述試験などの直前に試験休暇などを取得しておりましたので、このような数値になっております。
SKIPの報酬制度では、入所から安定的な売上を維持するまでの間は、一定期間の固定報酬(知財未経験者は、自動的に月25万円1年間を最低保証、知財経験者(知財部又は特許事務所)は、月25万円を1年間または月30万円を半年間の最低保証を選択可能)が保証されます。
この最低保証に加えて、各所員は最低保証を超える歩合を叩き出した場合には、最低保証ではなく歩合報酬を受取ることになります。この各人の歩合は、オープンブックマネジメントの理念に基づき、所内に完全公開されています。平均すると、売上の60~65%が営業歩合、担当歩合、指導歩合の形で所内の弁理士、特許技術者に分配されています。そのため、アソシエイト弁理士、アソシエイト特許技術者の歩合は、およそ35~50%になります。特に国内新規明細書作成においては、案件の難易度などに応じた割増歩合が設定されており、最大で65%~80%になるケースもあります。
もっとも、ほとんどの新入所員は、最低保証制度を使い切らずに、1年目の後半からは毎月の売上=報酬が軌道に乗ってきて、2年目からは上記の統計データのとおり平均年収約1285万円(毎月の平均報酬100万円程度+決算ボーナス)の報酬を受け取っておられるということになります。
SKIPの特許事務の年収水準
平均値 | 約723万円 |
最小値 | 約579万円 |
第1四分位数 | 約671万円 |
中央値 | 約704万円 |
第3四分位数 | 約727万円 |
最大値 | 約916万円 |
また、嬉しいことに、2023年には、特許事務の平均年収として約723万円(パート・アルバイトを除く 入所初年度のメンバーおよび年度途中の入所・退所・休職を除く 手取年収ではなく額面年収 年末調整時における顧問税理士による公式算出結果)を達成することができました。
2023年のSKIPの業績が下記の通り、史上最高となった結果、このように、特許業界で日本一の年収水準を達成できたのだと思います。
2023年 年間売上高 約4億4千万円~4億5千万円(前年比約10%超増 正確な金額は顧問税理士にて計算中)
2023年 税引前純利益 約3千万円(年間売上の約7% 正確な金額は顧問税理士にて計算中)
また、SKIPの人件費+IT投資以外には、一切の無駄なコストをかけないという超ストイックな経営方針も、この特許業界で日本一の年収水準の達成に効いていると思います。
SKIPでは、基本的に、一切、営業活動をしていないので、経営陣が海外のリゾート地の高級ホテルで開かれる特許業界のイベントで無駄な経費を使ったり、国内外を飛行機や新幹線で飛び回って無駄な交通費+宿泊費+人件費を使ったり、あるいは大企業の知財部長と平日の昼間からゴルフをしたり、平日の夜に高級レストランやホステスさんのいるクラブやカラオケなどで接待をして、無駄な接待交際費を使うこともありません。もちろん、SKIPでは、新聞や雑誌やウェブなどでの宣伝広告も一切行っておりませんので、宣伝広告費もほぼゼロですね。
そのため、SKIPでは、営業コスト+マーケティングコスト+接待交際費がほぼゼロなので、みんなが一生懸命仕事をしたら、その売上はほとんどすべて、所員の人件費に回っています。そのため、ようやく日本国内でトップ100に入ったようなレベルの中小特許事務所であるにも関わらず、特許業界で日本一の年収水準の達成ができているわけなんですよね。
SKIP一同、創業から15年目にして、ようやく創業時の目標としていた、特許業界で日本一の年収水準を達成するという目標を実現できたので、大変嬉しく思っています。本当は、創業初年度からこの目標を達成できていればよかったのですが、SKIPの経営陣としては、所員のみんなが目標の実現まで15年にわたって安い報酬水準で我慢して一生懸命に働いてくれたことを感謝しております。
また、SKIPとしては、まずは、小さくてもいいので日本一の年収水準を達成してから、規模の拡大に取り組むという経営方針を立てていました。そのため、日本一の年収水準を達成するまでの間は、地味で退屈な守りの経営方針を維持していましたので、派手でカッコいい取り組みなどはすることができずに、退屈でつまらない思いを若手の所員などには強いていたと思います。その点も、SKIPの経営陣としては、申し訳なかったなーと思っております。
今後は、SKIPとしては、この日本一の年収水準を維持・向上しながら、攻めの経営戦略に切り替えて行くことになります。もっとも、攻めの経営戦略で規模の拡大を追いつつも、もちろん、さらなる年収水準の向上にも取り組んでまいります。
次の目標は、世界一の経営コンサルティング会社であるアクセンチュアに匹敵する、アソシエイト弁理士・特許技術者の平均年収 約1500万円、特許事務の平均年収 約1000万円の報酬水準にすることです。優秀な理系修士+理系博士である弁理士・特許技術者や、バイリンガル+トリリンガル+プログラミングもできる特許事務に、アクセンチュアに行くか、SKIPに行くか?で迷ってもらうようになりたいですね。頑張って、2030年までには達成したいです。。。
いずれにしても、やはり、特許業界で日本一の年収水準を達成しているということで、SKIPの所員の学歴、職歴、語学力、技術的理解力、実務能力、ITスキルなどは、日本の特許業界でもトップクラスの人材が集まってきていると自負しています。いわば、特許業界のエリート(候補生)しか入所できない?特許事務所になりつつあるな?という感じになってきていますね。。。
そして、こういう人材をうまくあつめて、人材育成をして戦力化すると、一度、SKIPを使っていただいたクライアントは、SKIPのファンになってくれて、ほとんど離れていかないので、あとは、口コミだけで、勝手にクライアントがどんどん増えています。まあ、ごくたまーに、人材を採用しすぎたので、仕事を増やそうというわけで、ちょっとだけ営業をすることもありますが、本当に、数年に1回とか、そんなレベルですね。
なので、特許業界の悪しき営業ドリブン経営の常識を覆して、あくまでも逆張り経営的な感じで実務ドリブン経営に徹して、営業しない→無駄なコストがかからない→所員の年収を高くできる→優秀な人材が集まる→クライアントがファンになってくれる→営業しなくても勝手に仕事が増える→以下、繰り返しという、かなりいい感じのサイクルが回り始めているなと感じています。このサイクルをうまく崩さないようにしながら、安定成長していきたいですね。。。
というわけで、現在、SKIPは、2023年にアソシエイト弁理士・特許技術者の平均年収約1285万円、特許事務の平均年収約723万円を達成しており、かなりの人手不足の状況にあります。しかし、この繁忙期には、新しく採用した7名の人材を育成+戦力化して、なんとかデスマーチに陥らずに乗り切るだけで精一杯の状況です。そのため、ものすごく人手不足の状況にありながら、さらに人材を採用している余裕がありません。
次の人材採用は、おそらく、2024年の春以降になると思います。そのため、もしも、SKIPに入所したいな!という方がおられたら、誠に申し訳有りませんが、来年の春頃までお待ち下さいね!