【祝!5億円調達+JEITAベンチャー賞受賞】SKIPの顧問先の株式会社イムノセンスが、4月19日(水)19時30分~20時30分に【Zoomイベント:資金調達時のピッチデックをVCレビュー!- 大阪大学ベンチャーキャピタルと話そうvol.5 – 】に登壇されました
2023.04.19
SKIP
このたび、SKIPの顧問先の株式会社イムノセンスが総額5億円の資金調達を実施されました
また、一般社団法人 電子情報技術産業協会から第8回JEITAベンチャー賞も受賞されました。
SKIPの顧問先の株式会社イムノセンスは、SKIPが公認サポーターを務めている「J-Startup KANSAI」の採択企業であり、大阪大学の研究成果を活用し、POCT向け免疫センサデバイスを開発しておられます。
この株式会社イムノセンスは、SKIP自慢のトコトンヒアリング+FTO調査+特許出願の【トコトンバリューアップセット】を活用して、「いつでも・だれでも・どこでも医療グレードの迅速検査」ができる、POCT向け免疫センサデバイスを開発しておられます。SKIPによる知財戦略の支援が、多少なりとも、この資金調達+JEITAベンチャー賞受賞の成功に寄与していればいいのですが・・・。
というわけで、この株式会社イムノセンスが、総額5億円の資金調達を実施されたことを記念して、下記の【Zoomイベント:資金調達時のピッチデックをVCレビュー!- 大阪大学ベンチャーキャピタルと話そうvol.5 – <創業CEO発掘Project>】に登壇されました。SKIPの奥野弁理士も聴講させていただきましたが、ディープテック系のスタートアップにおける資金調達の成功事例にご興味のある方々が100名近く集まられて大盛況でした。また、その後の質疑応答もたいへん盛り上がりました。やはり、ディープテック系のスタートアップの資金調達の成功事例の裏話ってあまり聴く機会がないので、皆さん興味雨があったんでしょうね。SKIPの奥野弁理士もディープテック系のスタートアップの資金調達のコツが少しわかった気がして、大変勉強になったと喜んでおりました。
記
■イベント概要
タイトル:資金調達時のピッチデックをVCレビュー!- 大阪大学ベンチャーキャピタルと話そうvol.5 – <創業CEO発掘Project>
日時:4月19日(水)19時30分~20時30分(Zoomでのオンライン)
※19時30分~45分はupto4・OUVCの紹介、イベント説明となりますので、既にご存知の方は45分からのご参加で問題ございません。
イベント詳細&申込URL
■イベント詳細
(起業家が資金調達時にVCにプレゼンを行なったピッチデックをレビュー!)
2023年2月にシリーズB-2ラウンドにおいて総額5億円の資金調達を実施した、株式会社イムノセンスCEO杉原氏にご登壇いただき、ピッチデックに込めた想いや最もVCに伝えたいこと等作り手目線での作成秘話、OUVC投資部担当部長の魚谷を交え、聞き手であるVC目線で心を惹くピッチデックとは一体どういうものなのか等、VCへの資金調達ミーティングにてプレゼンを行なった実際のピッチデックを元に解説いたします。
(イムノセンスの事業)
2018年1月設立の大阪大学発スタートアップ。当社独自の電気化学免疫測定法「GLEIA」により大型検査機の高感度を備えているだけでなく検査の簡便性をももたらす、まったく新しいPOCT製品の実現が可能。そして「いつでも・だれでも・どこでも医療グレードの迅速検査」を享受できる社会を目指す。
「GLEIA」は大阪大学 産業科学研究所 特任教授である民谷栄一氏によって開発された技術。サンドイッチ免疫測定法において抗体標識に金ナノ粒子を用い、その量を電極とポテンショスタットにて電気化学的に定量することで、簡便なシステム構成で高い検出感度を実現。累計820百万円の資金調達を実施。
■タイムライン
19:30-19:35 イベント説明、upto4のご紹介
19:35-19:42 大阪大学ベンチャーキャピタルについて
19:42-19:45 匿名質問ツールのご説明
19:45-20:25 資金調達時のピッチデックをVCレビュー!
20:25-20:30 コミュニティのご案内
■参加におすすめの方
・大学発の技術シーズを用いた起業に関心がある方
・創業前後の大学発スタートアップにご関心のある方
・大企業から創業前後の大学発スタートアップに創業CEOとして参画してみたい方
■参加費
無料
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こちらは、大阪大学ベンチャーキャピタルのプレスリリースの引用です。
阪大発ベンチャー「株式会社イムノセンス」が総額5億円の資金調達を実施
OUVC1号ファンドの投資先である株式会社イムノセンス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:杉原宏和、以下「イムノセンス」)が、シリーズB-2ラウンドにおいて第三者割当増資及び融資により総額5億円の資金調達を実施しました。
大阪大学の研究成果を活用し、POCT向け免疫センサデバイスを開発
イムノセンスは、創業者でもある国立大学法人大阪大学産業科学研究所特任教授 民谷栄一氏(以下、民谷特任教授)が開発した「GLEIA法」という免疫反応と電気化学反応を組み合わせた独自の免疫測定技術を活用して、POCT(※)向け免疫センサデバイスの開発に取り組む大阪大学発のベンチャー企業です。
※POCT(Point of care testing)・・・診療所、在宅、遠隔地、災害現場など様々な医療現場で行われるリアルタイム検査の総称。
同社の開発する免疫センサは、心不全や塞栓症など様々な疾患を迅速診断するための免疫検査デバイスであり、既存の測定装置と比較して、小型・低価格・高感度という強みを有しています。血糖値計のように一滴の血液から疾病マーカーを測定し、数分で検査が完了することから診療所などでの迅速診断に活用することが可能です。
詳細は以下のイムノセンスのリリースをご覧ください。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000077216.html
イムノセンスの概要
会社設立 | 2018年1月 |
事業内容 | POCT向け免疫センサデバイスの開発 |
所在地
|
大阪府大阪市中央区備後町4丁目1番3号(事業所:大阪府吹田市山田丘2-1大阪大学フォトニクスセンター319号室) |
代表取締役社長 | 杉原 宏和 |
URL | https://immunosens.com/ |
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こちらは、一般社団法人 電子情報技術産業協会のプレスリリースの引用です。
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA:代表理事/会長 時田隆仁 富士通株式会社 代表取締役社長)は、本日、「JEITA ベンチャー賞」の受賞企業 5 社が決定したことを発表しました。JEITA ベンチャー賞は、電子情報技術産業の総合的な発展のみならず、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するもので、過去には株式会社 Preferred Networks や株式会社MUJIN、株式会社 ABEJA をはじめ、株式会社 FLOSFIA や株式会社ノベルクリスタルテクノロジーなど気鋭のベンチャー企業、計 45 社が受賞しており、本年が 8 回目の取り組みとなります。「JEITA ベンチャー賞審査委員会」(審査委員長 荒川泰彦 東京大学 名誉教授/特任教授)が成長性(先導性)、波及性、社会性の 3 つの視点からベンチャー企業を審査・選考した結果、第 8 回 JEITA ベンチャー賞は株式会社アーバンエックステクノロジーズ、株式会社アルガルバイオ、アルム株式会社、株式会社イムノセンス、エレファンテック株式会社の 5 社が受賞しました。また、特別賞である「Early edge 賞」(市場における貢献度は未知数だが、非常に高い技術を保有し、将来、大きな成長が期待できる企業を特別賞として表彰するもの)は株式会社 Acompany が受賞しました。
株式会社イムノセンス
代表者:杉原 宏和(代表取締役)
本社所在地:大阪府大阪市中央区備後町 4-1-3
[審査評価]
株式会社イムノセンスは、各疾病に特有のマーカーを免疫反応と電気化学反応で精密に定量化できる独自の小型免疫測定デバイスを開発した。小型で持ち運びが可能であり、少ない検体量に対して 10 分で簡便な検査を実現できるため、迅速診断ニーズが強い心疾患や塞栓症などの循環器系疾患などに対して、緊急性の高い検査を実施できる。コロナ禍において簡便で迅速な感染病検査の必要性が高まり、今後は早期診断や早期治療が有効とされる様々な医療現場において POCT(point of care testing)の活用による医療の効率化や質の向上が期待される。よって、JEITA ベンチャー賞に相応しい企業と判断した。
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SKIPといえば、外国特許出願が得意なことで有名?ですが・・・
実は、このように、ディープテック系のスタートアップ向けに、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品の特許出願もよく行っていたりします。
しかし、実際には、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品というのは、初回の面談(もちろん、スマイルゼロ円で無料です!)の段階では、まだ基礎研究の段階であり、トータルで2-3回くらいトコトン面談しないと、その基礎研究の成果をどうやって実用化してマネタイズしていくのかがつかめないことが多いのが実情です。つまり、ぶっちゃけると、なかなか大変なんですよね。
そこで、SKIPでは、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品の特許出願のための打ち合わせにトコトンお付き合いするトコトン・ヒアリングのサービスを提供しております。大学発のディープテック系のスタートアップが大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品をリリースする際に、まだ基礎研究の段階の発明を、トータルで2-3回くらいトコトン面談して、その基礎研究の成果をどうやって実用化してマネタイズしていくのかを一緒になって考えて、そのために必要な知財戦略を立案するお手伝いをさせて頂いております。そして、弁理士・特許技術者の方で、きちんと、その知財戦略にもとづいて、特許出願の書類の作成にかからせて頂いております。
具体的には、大学発のディープテック系のスタートアップ向けに、トコトン・ヒアリングのサービスとして、
初回の面談(スマイルゼロ円=無料)に加えて、さらに
1回(シングル)または2回(ダブル)
のZoom会議またはリアル会議などを、
その前後の準備作業+まとめ作業などをコミコミで、5-10万円で提供させて頂いております。
なお、このトコトン・ヒアリングのサービスは、先日のブログでご紹介したバリューアップセットと組み合わせてお楽しみいただくのが店長のおすすめです。
特許出願=ハンバーガー
FTO調査=ポテト(SML 25万円 50万円 100万円)
商標出願=ドリンク(1区分 5万円) のオトクなセットになっています。
もちろん、初回面談無料=スマイルゼロ円です。
特に、大学発のディープテック系のスタートアップのクライアントの腹ペコな皆様には、このお得な【バリューアップセット】にくわえて、じっくり仕込んだ特別メニューの【トコトン・ヒアリング】のサービスを2つ合わせて、食いしん坊バンザイな感じの【トコトン・バリューアップセット】を店長としてオススメしております。
てなわけで、大学発のディープテック系のスタートアップ向けのまだ基礎研究の段階の発明の特許出願についても、どうぞ、気軽にSKIPにご相談を(ただし、株式会社イムノセンスとコンフリクト=利益相反がある案件は残念ながら受任できません・・・)!
SKIPに相談すると、あなたも、株式会社イムノセンスのように【トコトン・バリューアップセット】を活用して、他社の既存特許網をうまくかいくぐって、きちんと自社の基本発明の特許出願をした状況で、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品をスムーズにリリースできるかもしれませんよ!