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【祝!上場】SKIPのクライアントのBaili Biopharma(Baiokin Pharmaceutical)が上海証券取引所の科創板に時価総額5,000億円を超えてユニコーン上場しました

2023.03.29

SKIP

SKIPのクライアントのBaili Biopharma(Baiokin Pharmaceutical)が上海証券取引所の科創板に時価総額5,000億円を超えてユニコーン上場しました

SKIPのクライアントのBaili Biopharma(Baiokin Pharmaceutical)は、2006年設立の民営企業で、2011年に株式会社化し、化学薬品製剤、漢方薬製剤、バイオ創薬など薬品の研究開発、生産、販売を主業務としています。

四川百利天恒药业股份有限公司

Sichuan Biokin Pharmaceutical Co. Ltd. A 688506 (China: Shanghai)

株価を見てみると、時価総額は日本円で5,000億円を超えているようでユニコーン上場ですね。創業者のZhu Yi博士(復旦大学生物学修士+四川大学経営学博士)も、個人資産が2,000億円ほどになり、中国の億万長者番付に載ったようで嬉しく思います。

四川百利のアメリカ子会社のSystImmune

SystImmune Pipeline

アメリカ子会社のSystImmuneのパイプラインを見ると、非常に多くの有望な抗体医薬のパイプラインを有しておられて、今後の研究開発の進展が大変楽しみだなと思います。

そのような米中を股にかけた積極的な研究開発が功を奏して、今年の1月に上海証券取引所のハイテク・スタートアップ向けの新市場「科創板(スター・マーケット)」に上場されましたので、SKIPとしても上場のために日本での特許ポートフォリオの構築で多少はお役に立てたかな(もっとも、ものすごい数の特許ポートフォリオを構築したんですが・・・)?というわけで、祝杯をあげたいと思います!

とはいえ、奥野弁理士は、最近、禁酒をしているので、ペリエ(炭酸水)でカンパーイ(じゃなくて、干杯(gānbēi))!したようです。SKIPの奥野弁理士は、抗体医薬の知財戦略にめちゃくちゃ詳しいので、さらに抗体医薬を産業としてもり立てていく意味でも、これを機会にさらに力を入れてBaili Biopharma(Baiokin Pharmaceutical)およびそのアメリカ子会社のSystImmuneの日本での知財戦略をサポートしていきたいと考えています。

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こちらは、株式新聞 サーチナ 中国株 2023/1/10 9:15からの引用です。

四川百利天恒薬業(688506/上海)が1月6日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。2023年の中国本土上場第1号となった同銘柄の初値は、公開価格24.70元を16.40%上回る28.75元だった。終値は同29.76%高の32.05元だった。

同社は06年設立の民営企業で、11年に株式会社化した。化学薬品製剤、中薬製剤、バイオ創薬など薬品の研究開発、生産、販売を主業務としている。主な製品は麻酔薬のプロポフォール注射液(21年1〜6月期における売上高全体の46.81%)、中鎖・長鎖脂肪乳剤注射液(同10.90%)、抗ウイルス薬のリバビリン(同6.00%)、中薬製剤の黄耆顆粒(同16.55%)など。このほか、小児向けの腹瀉による脱水症状改善薬なども生産、販売している。21年1〜6月期におけるプロポフォール注射液の中国国内シェアは約17%、19〜21年における脂肪乳剤注射液の中国国内シェアは3.8%前後となっている。また、黄耆顆粒の中国国内シェアは90%を超え、業界トップだ。

21年12月期の売上高は7億9673万元(前期比21.33%減)、純損益は9999万元の赤字(前期は3792万元の黒字)。22年1〜9月期の売上高は4億8034万元(前年同期比21.75%減)、純損益は2億4280万元の赤字(同9.55倍の赤字増)。

新規上場に伴い調達予定の14億2227万元(約278億円)は、約22%の3億1375万元を抗体薬物産業化プロジェクトに、約78%の10億8005万元を腫瘍治療分野の抗体系創薬開発プロジェクトに、約2%の2846万元を新型コロナ治療分野の抗体系創薬開発プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)

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SKIPといえば、外国特許出願が得意なことで有名?ですが・・・
実は、このように、ディープテック系のスタートアップ向けに、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品の特許出願もよく行っていたりします。

しかし、実際には、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品というのは、初回の面談(もちろん、スマイルゼロ円で無料です!)の段階では、まだ基礎研究の段階であり、トータルで2-3回くらいトコトン面談しないと、その基礎研究の成果をどうやって実用化してマネタイズしていくのかがつかめないことが多いのが実情です。つまり、ぶっちゃけると、なかなか大変なんですよね。

そこで、SKIPでは、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品の特許出願のための打ち合わせにトコトンお付き合いするトコトン・ヒアリングのサービスを提供しております。大学発のディープテック系のスタートアップが大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品をリリースする際に、まだ基礎研究の段階の発明を、トータルで2-3回くらいトコトン面談して、その基礎研究の成果をどうやって実用化してマネタイズしていくのかを一緒になって考えて、そのために必要な知財戦略を立案するお手伝いをさせて頂いております。そして、弁理士・特許技術者の方で、きちんと、その知財戦略にもとづいて、特許出願の書類の作成にかからせて頂いております。

具体的には、大学発のディープテック系のスタートアップ向けに、トコトン・ヒアリングのサービスとして、
初回の面談(スマイルゼロ円=無料)に加えて、さらに
1回(シングル)または2回(ダブル)
のZoom会議またはリアル会議などを、
その前後の準備作業+まとめ作業などをコミコミで、5-10万円で提供させて頂いております。

なお、このトコトン・ヒアリングのサービスは、先日のブログでご紹介したバリューアップセットと組み合わせてお楽しみいただくのが店長のおすすめです。

特許出願=ハンバーガー
FTO調査=ポテト(SML 25万円 50万円 100万円)
商標出願=ドリンク(1区分 5万円) のオトクなセットになっています。
もちろん、初回面談無料=スマイルゼロ円です。

特に、大学発のディープテック系のスタートアップのクライアントの腹ペコな皆様には、このお得な【バリューアップセット】にくわえて、じっくり仕込んだ特別メニューの【トコトン・ヒアリング】のサービスを2つ合わせて、食いしん坊バンザイな感じの【トコトン・バリューアップセット】を店長としてオススメしております。

てなわけで、大学発のディープテック系のスタートアップ向けのまだ基礎研究の段階の発明の特許出願についても、どうぞ、気軽にSKIPにご相談を(ただし、株式会社イムノセンスとコンフリクト=利益相反がある案件は残念ながら受任できません・・・)!

SKIPに相談すると、あなたも、株式会社イムノセンスのように【トコトン・バリューアップセット】を活用して、他社の既存特許網をうまくかいくぐって、きちんと自社の基本発明の特許出願をした状況で、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品をスムーズにリリースできるかもしれませんよ!

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