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【良いお年を!】2022年度もSKIP史上最高決算+期限管理ゼロ災の御礼

2022.12.29

SKIP

2022年も、コロナショック3年目+ウクライナショックの勃発で、世界的に資源・エネルギー・食糧の価格が高騰して、いよいよ日米欧の中央銀行がインフレを抑制するために利上げを開始ということで、だんだんと不況感の高まる1年でした。。。

SKIPは、既に2020年にリモートワークの体制を一気に整えてしまっていたので、相変わらず特にトラブルもなく淡々と所員みんなで自宅でのリモートワークを楽しんだ年でした。

困ったことといえば・・・やはり、ガソリンスタンドで給油をするときや、スーパーで買物をするときなどに、インフレを実感して、少し財布が寂しくなったことくらいでしょうか???

むしろ、2022年も、ここまでリモートワークに完璧に対応している特許事務所も珍しいといいうことで、機械・電気・制御・IT・ソフト・通信および化学・バイオ・材料などの国内クライアントからの新規の国内特許出願の依頼が相変わらず激増し続けて、それをこなすために人材の増強(今年もたくさんの人材を採用しました・・・)やシステムの効率化などに、かなり楽しくみんなで仲良くワイワイと取り組んだなというのが実感です(さすがに、こんなご時世ですので喜ぶわけにはいきませんが・・・)。

また、SKIPがウリにしている?外国特許出願も、ウクライナショックでさらに知財予算が減らされた上に、円安ドル高による外国代理人費用+外国特許庁費用の高騰に苦しむクライアントから、SKIPの外国特許出願は相変わらず安くていいね!おかげで、円安ドル高にも関わらず、海外の特許ポートフォリオを縮小せずに済むよ・・・と引き続き好評を博して、やはり新規の国内特許出願と同様に激増しつづけました(SKIPは、いつも景気が悪くなると業績が良くなり、景気が良くなると業績がイマイチ横ばいな感じになるのですが・・・やはり、クライアントに対して一切の接待や付届けもせずにひたすら高品質なサービスを良心的な価格で提供するという地味でストイックな姿勢が不況の時代にはウケるのでしょうね・・・)。

他には、奥野弁理士が、一昨年+去年に引き続いて、東大FoundXや東大IPCや阪大VCや農林水産省 AgriFood SBIR2022や九大PARKSのプレCXOプロジェクトなどを中心に、いろんなベンチャーキャピタル(VC)やアクセラレータとの関わりを深めて、いわゆるIT系やバイオ系のスタートアップに対して、知財戦略の立案や、ライセンス契約のアドバイスや、もちろん、特許出願や、FTO(Freedom to Operate)のための特許調査や鑑定などの面で、微力ながら多彩な支援をさせていただきました。もちろん、スタートアップに対する支援は、ある意味、奥野弁理士が、採算度外視で社会貢献活動の一環として行っており、それでお金が儲かることなどないのですが、スタートアップが抱える知財戦略面での悩みについて深く知ることができ、その解決策についてかなりのノウハウを蓄積でき、多くのベンチャーキャピタル(VC)やアクセラレータの中の人と知り合いになったのも収穫でした。これらのノウハウの一部は、既に、SKIPの収益源である日本および海外の中堅企業~大企業が、新規事業を立ち上げたり、オープンイノベーションに取り組むのをお手伝いする際に、かなり役に立ちはじめています。

また、これまでの多くのスタートアップの知財戦略面の支援の経験をもとにして、これまでの支援ノウハウを凝縮してスタートアップの起業家の皆様のためにトコトンヒアリングバリューアップセットのパッケージメニューの提供を開始しましたが、予想外の好評を博したのも今年の成果だったかな?と思います。また、この2つをあわせた、トコトン・バリューアップセットを通じて、SKIPのクライアントが新サービスを立ち上げる際に大きな成功事例を生み出せたのも嬉しく思います。

また、期限管理についても、弊所の事務スタッフの尽力により、今年もゼロ災(無事故)で乗り切ることができました。やはり今年も若干のヒヤリハットはあったのですが、ヒヤリハットを報告しても一切のペナルティなしで逆によく報告してくれたと褒めるようにして、逆にヒヤリハットを隠したら厳しいペナルティを与えるという性善説の運用がうまくいって、全てのヒヤリハットを実際の事故につながる前に食い止めることができました。この調子で、来年度以降も期限管理ゼロ災を継続していきたいと考えています。

さらに、SKIPでは、これまで、営業活動に苦労したことはほとんどなく、常に、人材不足に悩んできましたが、今年は、多くの有望な若手の特許技術者を仲間に迎え入れることができました。また、これまで、じっくりと育成してきた所員のみんなが急速に力をつけて、自立した人材として活躍をしてくれているなと感じています。クライアントの知財部からも、どうも同様の評価を得ているようで、そのことが、クライアントからの新規の案件が激増した一番の大きな要因なんだろうなと感じています。奥野弁理士が、いろんなベンチャーキャピタル(VC)やアクセラレータと関わって、いますぐにはお金儲けにつながらない、よくわからない遊んでるんだか働いてるんだか勉強してるんだか判然としないイミフな活動ができたのも、優秀な所員のみんながきちんと仕事をこなしてくれていたからなので、マジで感謝しないといけません(奥野弁理士も、スタートアップの支援?とか、カッコいいことしてる俺スゲエとか、勘違いはしていないようで、それなりに大人になって謙虚な姿勢も身についてきたようです・・・楽でカッコいい目立つ仕事をする花火の打ち上げ職人より、地道に儲かるしんどい仕事をしてくれる縁の下の力持ちの方が偉い!というSKIPの所風も、かなりいい感じで所内に定着してきたなと思います・・・)。

それはともかく、おかげさまで、2022年のSKIPの業績は、コロナショック3年目+ウクライナショックの勃発にも関わらず、クライアント企業のご愛顧および所員一同の努力により、一昨年+去年に引き続き順調に良くなり続けて、売上および利益ともに去年と同様に予想を遥かに上回る過去最高決算となりました。この御恩は、きちんと納税義務を果たすことによってお国に対して税収の形で返させていただき、お国の支援を通じて、無事にコロナショック3年目を乗り切ってくださった医療関係者やエッセンシャルワーカーの皆様のために使っていただければと考えております。おっと、社会貢献だけじゃなく、所員には、今年も、史上最高決算にふさわしい決算ボーナスもきちんと支給しなきゃ。。。

というわけで、SKIPでは、この年末年始にかけて、機械・電気・IT系【1名】+化学・バイオ・材料系【1名】の弁理士・特許技術者をさせていただいておりますので、ぜひ、腕に覚えのある弁理士・特許技術者の皆様からの多くのご応募をお待ちしております。

【採用情報更新】特許事務【1名】に正式に内定を出しました(機械・電気・IT系【1名】+化学・バイオ・材料系【1名】の弁理士・特許技術者については、現在もまだ選考中です)。

今年は、昨年の史上最高決算による利益の一部を積極投資して、所員が自宅およびオフィスで使うための最新のミニタワーデスクトップPCまたはノートPCなどを気前よく支給して、所員のオフィスおよびリモートワークでの生産性をさらに高めることができました。また、リモートワークに対応するために、オフィスのフリーアドレス化をすすめることができました。そのため、今年は、さらにリモートワークが快適になりましたので、日本全国+海外の腕に覚えのある皆様におかれましては、来年からSKIPに入所すれば、引っ越しせずにご自宅から快適にリモートワークしていただける環境が整ったのではないかな?と自負しております(もちろん、オフィスに来て仕事していただくのも大歓迎です)。SKIPに入所されれば、ピカピカの高性能なミニタワーデスクトップPCまたはノートPCも支給させていただきますし、便利なクラウド業務システムも提供しますので、是非、SKIPの求人にご応募くださいね。

というわけで、来年こそ、なんとかコロナショック+ウクライナショックが収まることを祈念しつつ、日本の知財の創造と未来の革新のために、所員一同、SKIP!させていただきます。

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