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SKIPでは、大学や公的研究機関などの最先端の研究成果に基づく新規事業開発に取り組むDeep Tech®分野のスタートアップの起業家＋研究者を支援させていただいております。その一環として、SKIPの奥野弁理士の方で、長崎県の地域特性を生かしたアカデミア創薬システムの構築に取り組んでおられる、長崎大学の先端創薬イノベーションセンターの所長をしておられる田中 義正先生の技術シーズを社会実装するためのスタートアップの知財戦略をプレCXOとして支援させて頂くプロジェクトに参加しておりました。

この長崎大学の田中義正先生のプロジェクトの支援の総仕上げとして、長崎大学の田中義正先生と一緒に、SKIPの奥野弁理士の方で、株式会社SCMバイオメディカを共同創業させていただき株主 兼 顧問（知的財産戦略）として起業を支援させて頂いております。長崎大学の田中義正先生は、京都大学でノーベル医学生理学賞を受賞された本庶佑先生と一緒に、年間売上１兆円超のオプジーボ（免疫チェックポイント阻害剤）という革新的な医薬品を開発された先生です。今後、奥野弁理士としては、さらに革新的ながん免疫療法の実用化に向けて、田中義正先生の研究開発の社会実装のためにお手伝いをさせていただいております。

このたび、株式会社SCMバイオメディカの共同創業者の奥野弁理士が、2025年Oct. 8 (Wed.) – 10 (Fri.) にパシフィコ横浜で開催されたBIO JAPANのNINEJP(National Innovation Network for Entrepreneur Japan)に登壇してきました。英語でのスピーチだったのでうまく喋れるか心配でしたが、なんとかうまく行ったようでよかったです。

下記のプログラムにもあるように、なんと、トリをつとめることになった（単に、長崎大学が一番南にある大学だからですけどね・・・）ので、ガクガクブルブルでしたよ。

いずれにしても、めっちゃ疲れましたが、うまく行ってよかったー！長崎大学とSCMバイオメディカに幸あれ！カンパーイ！

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NINEJP(National Innovation Network for Entrepreneur Japan)

NINEJPとは、全国9拠点の大学発スタートアップ創出支援プラットフォームが連携し、日本全体でグローバルに通用する事業を生み出すことを目的としたイノベーションエコシステムです。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。

このNINEJP：Pitch & Matching Conferenceは、BioJapan 2025に新設された「インベストメントフォーラム」3日目に、NINEJP（National Innovation Network for Entrepreneur Japan）が主催するものです。北海道から九州まで全国9拠点を代表する18の大学発スタートアップおよび研究者が登壇し、最先端の研究・イノベーションを紹介します。事業化の加速と国際的な連携促進を目指すプログラムです。

プログラム
• 13:00 開会挨拶
• 13:10 ピッチセッション HSFC/TeSH/IJIE/GTIE/MASP
• 14:30 休憩
• 14:40 ピッチセッション Tongali/KSAC/PSI/PARKS
• 16:20 休憩
• 16:30 パネルディスカッション「NINEJPを中心としたグローバルなスタートアップ・エコシステムの構築」
• 16:50 表彰式
• 16:55 閉会挨拶

詳しい案内は公式ウェブサイトにも掲載しております。
企業、投資家、支援者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。

【Pitch & Matching Conference 登壇者一覧・プログラム（前半）】
時間 PF 属性 所属 登壇者 発表テーマ
13:10
～
13:30
HSFC 研究シーズ 北海道大学 小野田 晃 タンパク質への特異的なBioconjugation N-Link
HSFC 大学発
スタートアップ 遠友ファーマ株式会社 三浦 嘉晃 糖鎖変化を捉える新しい抗体医薬
13:30
～
13:50
TeSH 研究シーズ 北陸先端科学技術
大学院大学 都 英次郎 高い安全性と強力な抗腫瘍効果を併せ持つ腫瘍内細菌コンソーシアムを用いた、
次世代型がん細菌療法
TeSH 大学発
スタートアップ
ファーメランタ
株式会社 柊崎 庄吾 植物由来有用成分の微生物発酵生産
13:50
～
14:10
IJIE 研究シーズ 信州大学 山田 充彦 βアレスチンバイアスアゴニストの小児心不全治療薬としての社会実装
IJIE 大学発
スタートアップ 株式会社Taomics 大岡 忠生 世界最大のオミクスデータプラットフォームの構築と医療デジタルツインの実現
14:10
～
14:30
GTIE 研究シーズ 東京科学大学 内御堂 亮 ICUバイオバンクによる重症疾患創薬支援
GTIE 大学発
スタートアップ 株式会社ANRis 鹽野 敬彦 がんや遺伝性疾患向け核酸医薬品の創薬
14:30
～
14:50
MASP 研究シーズ 東北大学 長﨑 敦洋 硬組織結合型合成タンパク質による新規硬組織再生療法の事業化
MASP 大学発
スタートアップ
Blue Practice
株式会社 鈴木 宏冶 血管内治療分野に特化した生体モデルシステム開発

【Pitch & Matching Conference 登壇者一覧・プログラム（後半）】
時間 PF 属性 所属 登壇者 発表テーマ
15:00
～
15:20
Tongali 研究シーズ 名古屋大学 馬場 泰輔 尿中代謝物の網羅解析に基づく膵癌予測AI検査の開発
Tongali 大学発
スタートアップ Luna RD株式会社 佐藤 拓海 最先端のナノDDS技術を駆使した医薬品・ワクチン等の開発
15:20
～
15:40
KSAC 研究シーズ 大阪大学 三宅 啓介 難治性の感染創傷に対する新規治療法の開発
KSAC 大学発
スタートアップ
株式会社
Eudaimonix 谷 亮太朗 過敏性腸症候群の便失禁治療デバイスの開発
15:40
～
16:00
PSI 研究シーズ 広島大学 杉 拓磨 生体機能のリアルタイム３Dシステムの事業化
PSI 大学発
スタートアップ
株式会社PURMX
Therapeutics 田原 栄俊 小分子(マイクロ)RNAを有効成分とする核酸医薬の開発
16:00
～
16:20
PARKS 研究シーズ 北九州市立大学 竹内 瑠佳 「脳機能を活性化する統合型手のリハビリテーション支援システム『Narem』の商用化」
PARKS 大学発
スタートアップ
株式会社SCM
バイオメディカ 奥野 彰彦 PD-1免疫チェックポイント阻害薬を活用した革新的ながん免疫療法

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やはり、田中義正先生の技術シーズが素晴らしいので、このようにBIO JAPANのような権威ある場所に登壇させていただくチャンスなどをいただくことができており、この2年間ほど、スタートアップの起業のために必要な知識・ノウハウ・マインドセットなどを学ばせていただきました。もちろん、田中義正先生も多くを学ばれましたし、その横で門前の小僧として、奥野弁理士も多くを学ばせていただきました。

これで、株式会社SCMバイオメディカとしては、いわゆる起業初期のお勉強フェーズは一段落して、この春からは、いよいよ起業の実践フェーズに入っていくことになります。そのため、奥野弁理士としても、株式会社SCMバイオメディカの起業の支援に力を入れていきたいと考えています。

その一環として、実は、この2025年4月1日から、奥野弁理士が、長崎大学FFGアントレプレナーシップセンター（NFEC） 客員教授（2025）に就任させていただき、長崎大学発のスタートアップの起業の支援をさせていただいております。

これまでに２回ほど教授会（NFEC運営アドバイザリー会議）に参加して、長崎大学発のディープテック系スタートアップの起業をどのようにして支援すべきかについて、下記の長崎大学のオープンイノベーションの新拠点である「CROSS NAGASAKI」にて錚々たる有識者の先生方と一緒に喧々諤々と議論しております。

いやあ、どうかんがえても、奥野弁理士としちゃあ、教授ってガラじゃないんですが、大阪の山奥の隠れキリシタンの村（キリシタン大名の高山右近の領地だったので江戸時代のキリシタン禁制で大阪平野の隠れキリシタンが逃げ込んで数百年間ひっそりと息を潜めて暮らした隠れ里）で、20歳になるまで農業・林業の家業を手伝い、薪割りや炭焼などをして、五右衛門風呂に入るような生活をしていたため、やはり隠れキリシタンの聖地である長崎にはめっちゃ思い入れがあるみたいですね。なので、奥野弁理士としては、長崎大学のスタートアップ支援に貢献できるのは、とっても嬉しいようです。

とういうわけで、大阪の敵を長崎で討つべく頑張りまっす！オラショ！

大阪の山奥の隠れキリシタンの村

すでに、長崎大学に出張するついでに、公私混同で仕事の合間を縫って長崎の隠れキリシタンの聖地巡礼を楽しんでおります。

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