【戦略的事業提携の大成功記念!】SKIP+ReGACYが提案する【両利きの知財経営】と【ストーリーとしての知財戦略】を日本企業の知財部の皆様に提案します。
2025.03.07
SKIP
2024年末に、電撃的なReGACY Innovation GroupとSK弁理士法人との戦略的事業提携のニュースが、特許業界を賑わしたことは記憶に新しいことと思います。
えっ?そんなニュース聞いたことないって?マジですか。
実は、下記のような感じのプレスリリースを打っておりました。
【戦略的業務提携のお知らせ】ReGACY Innovation Group、SK弁理士法人との戦略的事業提携により知的財産を活用した新たな事業化支援を開始
その後、2025年の初頭から、この戦略的事業提携の事業が本格的にスタートして、現在、怒涛の勢いでプロジェクトが進行しております。
北は北海道から、南は九州まで、各地の大学発のディープテック系のスタートアップの起業支援や、
重厚長大系のレガシーな大企業の新規事業の立ち上げを、
事業戦略+研究開発戦略:ReGACY
知財戦略:SKIP
でうまく連携をとって、三位一体で実行させていただいております。
そして、このプロジェクトを実行していく中で、下記のように、
重厚長大系のレガシーな大企業の新規事業の立ち上げにあたっては、スタートアップの場合とは異なり、
既存の事業を強化しつつ新しい事業に進出する【両利きの知財経営】の観点が非常に重要になることがわかってきました。
また、重厚長大系のレガシーな大企業の新規事業の立ち上げと、スタートアップの場合とで共通する観点としては、
時間軸を意識した動画的なイメージからなる【ストーリーとしての知財戦略】が非常に重要になることがわかってきました。
SKIP+ReGACYが重厚長大系のレガシーな大企業に提案する【両利きの知財経営】と【ストーリーとしての知財戦略】
SKIPは、ReGACYとともに、既存の事業を強化しつつ新しい事業に進出する【両利きの知財経営】を実現するための【ストーリーとしての知財戦略】をクライアントに提供したいと考えています。
具体的には、重厚長大系のレガシーな大企業の新規事業の立ち上げの支援にあたっては、
既存特許ポートフォリオの累積戦略による深化と、
新規特許ポートフォリオの順次戦略による探索を用いた、
企業価値向上ストーリーとしての知財戦略を提案しています。
そして、この企業価値向上ストーリーとしての知財戦略の策定にあたっては、大企業の社内諜報部門(社内CIIA=Corporate Intellectual x Intelligence Agency)に位置づけられる知財部の皆様と、特殊工作部隊である社外専門家(SKIP+ReGACY)の協力の下で客観的な検証を行っています。
重厚長大系のレガシーな大企業において、知財活動から企業価値向上を実現するうえでは、2つのストーリーが必要となります。
そのうち1つは、深化のストーリーです。
すなわち、知財ジオロケーションによる業界内の特許調査を行うことにより、事業戦略策定に役立つ見通しとなる地図を示して、既存事業の中で特に強化すべき領域を見出してそこで累積戦略による特許ポートフォリオの物量の増大を図ることです。
そして、もう1つは、探索のストーリーです。
つまり、知財ジオロケーションの示す地図を読み解いて、他社の特許ポートフォリオをかいくぐりながら新たな収益源となりうる事業領域にたどり着くため、飛び石的な特許ポートフォリオのつながりによるストーリーを描き出すことです。
社外専門家であるSKIPとReGACYによる混成チームは、数多くの重厚長大系の一流企業およびディープテック系スタートアップの事業戦略・研究開発戦略・知財戦略について三位一体の支援をしていく中で、重厚長大系のレガシーな大企業においては、既存特許ポートフォリオの累積戦略による深化と、新規特許ポートフォリオの順次戦略による探索と、の両方に取り組まなければ企業価値の向上は困難であることを経験的に確信しています。
今後、SKIPでは、ReGACYとともに、上記の【両利きの知財経営】と【ストーリーとしての知財戦略】の実現のために活動をしていく予定です。
このように、重厚長大系のレガシーな大企業の新規事業の立上げの支援にあたって三位一体の事業戦略・研究開発戦略・知財戦略の立案の方向性をきちんと定めたことにより、目先の得失や時代の流行に惑わされてブレたりせずに、しかっりと大企業の社内諜報部門(社内CIIA)に位置づけられる知財部の皆さんが前に進んでいくことをサポートできればいいなーと考えておりますので、クライアントの皆様におかれましては、今後もご愛顧をお願いいたします。