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【若手人材多め】SKIPの所員の平均年齢は約39歳(中央年齢は40歳、最頻年齢は40歳)、経営陣の平均年齢は約46歳、弁理士の平均年齢は約40歳です。

2024.05.09

SKIP

SKIPの毎月の給与明細の作成時に、最近は40歳以上が多いなぁ(介護保険料の徴収対象になります・・・)と思い分布図を作成してみました。SKIPの所員の年齢別構成は現在このような分布になっております。

数値で示すと、SKIPの所員の平均年齢は約39歳(中央年齢は40歳、最頻年齢は40歳)、経営陣の平均年齢は約46歳、弁理士の平均年齢は約40歳です。

SKIPが独立開業した当初は、奥野弁理士が最年長で35歳、伊藤弁理士が33歳、他は30歳以下みたいな感じでしたので、やはり独立開業から15年を過ぎてじわじわと高齢化が進んでいますね。そのため、SKIPでは、採用の際には、できるだけ若い人を採用するようにしています。

もっとも、日本の特許業界全体での弁理士の平均年齢は53歳なので、SKIPはまだ若い方ですね。今のところ、SKIPの平均年齢は約39歳(弁理士の平均年齢も約40歳)ですので、日本の特許業界の平均よりも13歳ほど若い人材が揃っていることになります。今後も、日本の特許業界の平均よりも10歳以上若い人材の構成を維持したいので、20-30代を積極的に採用したいですね。

なお、SKIPでは、仕事がジョブ型で能力給なので、仮に人材構成の高齢化が進んでも経営的には大きな問題にはなりにくい形になっています。

SKIPの定年退職は60歳なのですが、今のところ、まだ定年退職に到達したメンバーはおりません。現在のところ、SKIPの経営陣としては、仮に定年退職に到達したメンバーが出てきた場合には、希望者には、お互いに合意すれば、それまでと同じ条件で65歳まで再雇用して定年延長してもらおうと思っています。そして、65歳を過ぎても働きたい人も、お互いに合意すれば、それまでと同じ条件で嘱託になってもらうのがよいのではないかな?と考えています。

そもそも、アメリカだと、定年退職制度は違法ですからね。SKIPは、アメリカ式に、ジョブ型雇用+定年制度の事実上の廃止で行こうと思っています。

とはいえ、やはり、あんまり高齢化が進みすぎても良くないので、未経験者を採用する場合には、20-30代を積極的に採用していこうと考えています。幸いなことに、SKIPでは、20-30代の未経験の理系修士や理系博士を積極採用して、所内で人材を育成しながら弁理士試験にも合格してもらって、弁理士試験合格後も下記のような高待遇によって、独立や転職を防いでSKIPで長く働いてもらうという人事戦略がそれなりに上手くいっています。

もっとも、このSKIP独自の人事戦略って、せっかく苦労して育てた人材を大手特許事務所などに掻っ攫われる可能性もあるので、所員の年収水準を高くせざるを得ないのが辛いところです。そのため、他の特許事務所で、SKIPの人事戦略を真似るところは、まだ見当たらないですね。そりゃそうですよね。だって、SKIPのマネをしたら、経営者としては、嫌々ながら仕方なく所員の年収水準を高くしないとイケないので、経営者が儲からないじゃないですか!

という冗談はおいといて、SKIPでは、下記のような高待遇を【嫌々ながら仕方なく?】実現しております。

・2023年度 アソシエイト弁理士・特許技術者の平均年収 約1285万円(代表社員、パートナー、ジュニアパートナーなどの経営陣を除く 入所初年度のメンバーおよび年度途中の入所・退所・休職を除く 手取年収ではなく額面年収 年末調整時における顧問税理士による公式算出結果)を達成

・アソシエイト弁理士・特許技術者の年収分布
平均値 約1285万円
最小値 約380万円
第1四分位数 約1018万円
中央値 約1299万円
第3四分位数 約1585万円
最大値 約1917万円

日本の特許業界としては、下記のように、若手の即戦力の弁理士を採用するのは極めて困難になっています。

そこで、SKIPでは、20-30代の未経験の理系修士や理系博士を積極採用(もちろん、即戦力も大歓迎ですが・・・)して、なんとかして自前で人材を育成する方針を採用しています(もっとも、即戦力の若手をなかなか採用できないがゆえの苦肉の策なんですけどね・・・)。

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弁理士年齢分布(2023年4月)

弁理士制度の現状と今後の課題 令和6年1月29日 特許庁

ヒアリング結果(人材確保関係)特許庁
• 特許事務所等は若い層の人材確保に課題を抱えている。その背景には、企業に所属する弁理士の増加と受験者の減少があり、特許事務所等の待遇に関するイメージが影響しているとの声がある。

特許事務所へのヒアリング結果
• 募集しても若い人は来てくれない。企業に行きたがる人が多い。定年があがっていることもあり今はなんとかなっているが、将来的には問題になるだろう。事務所が欲しい人材として、技術的なバックグラウンド、語学、年齢と条件を付けていくと、どこも欲しい人材は重なる。人数の問題ではなく、20代のうちは事務所勤務を検討してもらえる機会がない。【特許事務所等】
• 弁理士数が増えているものの、多くは企業弁理士となる。受験者が減っていることが残念であり、出願件数の減少、市場規模のシュリンク、企業のコスト削減のしわ寄せなどで、魅力がなくなっているように感じる。 【特許事務所等】
• 若い人が事務所に来てくれない。みんな企業知財部に行ってしまう。資格学校などで、事務所は給料が安いし辛いという情報が出回っているらしい。 【特許事務所等】
• 今は企業が残業時間について厳しいので、事務所よりそっちの方がよいとなる。事務所の収入が多ければ別だろうが、企業の値下げ圧力も厳しく、それは難しい。【特許事務所等】
• 弁理士の給料が減っていると感じており、人数を増やしすぎたことも要因の一つと考える。優秀な人材が企業の開発部門に流れ、特許業界の質が低下していると思う。【特許事務所等】
• もっと弁理士を増やしたい。就職先、転職先として事務所を希望する弁理士はここ数年全然いない。社内弁理士が増えすぎて、事務所勤めの弁理士が増えない。弁理士の魅力を特許庁と弁理士会でPRなどしてほしい。【特許事務所等】

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具体的には、現在、SKIPでは、下記の人材を募集しています。

【弁理士・特許技術者】
■中国語・韓国語・台湾語ネイティブレベル(日本語・英語ビジネスレベル)
・機械・電気・制御・IT・ソフト・通信【1名急募】
・化学・バイオ・材料【1名急募】
■日本語ネイティブレベル(英語ビジネスレベル)
・機械・電気・制御・IT・ソフト・通信【1名募集】
・化学・バイオ・材料【1名募集】

というわけで、現在、SKIPは、2023年にアソシエイト弁理士・特許技術者の平均年収約1285万円、特許事務の平均年収約723万円を達成しており、かなりの人手不足の状況にあります。そして、ようやく、昨年新しく採用した人材を育成+戦力化しながら、なんとかデスマーチに陥らずに繁忙期を乗り切ることができましたので、人材採用を再開したいと考えております。繁忙期は、人材採用をしている暇がなかったので、お待たせして申し訳ありませんでした。

もしも、SKIPに入所したいな!という方がおられたら、このチャンスを逃さず、是非ご応募下さいね!

SKIPの採用情報はこちらでご確認ください。

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