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無効審判請求から審決まで、だいたい半年ちょっと

2011.12.19

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特許庁の統計によると、無効審判請求から審決まで、だいたい半年ちょっとのようです。
無効審判事件(特・実)における平均所要日数について
私もこの間、被請求人の代理をやりましたが、答弁書を出すとすぐに口頭審理の日程調整があって、
口頭審理が1回で終了して、それから3週間ほどで審決がきました。
無効審判では、基本的に、全件、口頭審理が行われます。私の担当したケースでは、口頭審理の前に提出する弁論趣意書において、双方の代理人が主張すべきことを言い尽くしていたので、口頭審理は、
審判長「弁論趣意書の通りでいいですか?」
双方の代理人「はい」
というやりとりで終了しました。ただ、法廷のような審判廷で行われますので、雰囲気は楽しめました。
なお、無効審判は、公開ですので誰でも傍聴可能です。

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