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弊所の自慢(所員定着率)

2013.08.01

伊藤 寛之

特許事務所は、人の入れ替わりが激しいところが多いと思いますが、
弊所は、この3年は、所員が一人も辞めていません。
所員が辞めなければ、事務所の生産性は、毎年、各人の成長分だけ確実にアップすることになりますが、
実際に、現状は、3年前に比べて、一人当たりの売上が大幅に伸びています。
以下の記事でも書きましたように、弊所は、完全歩合性ですので、各人の生産性向上は、事務所の利益だけではなく、そのまま、各人の利益にも繋がります。
事務の報酬体系は、基本的に固定ですが、事務所売上が上がると、それに連動してボーナスが増える仕組みなっていますので、売上が増えて忙しくなっても、頑張ってくれています。
弊所の人材定着率がこのように非常に高い理由は、事務所の利益と、各所員の利益がいい感じでマッチしているからではないかと考えています。
一般には、経営者と所員は、利益相反のようになりがちです。所員の給与をあげると、経営者の取り分が減少するからです。弊所では、所員の報酬が増えると、事務所利益が増えるようになっています。従って、所員が頑張って自己の報酬を最大化することを推奨しています。
また、固定給与性だと、売上が少ない所員に対して、経営者の不満は強くなってしまい、事務所を辞めてもらうという選択肢を取らざるを得ない場合があります。弊所の仕組みでは、売上が少ない場合、所員の報酬は、それに連動して少なくなります。報酬が少なくなるのは所員にとっては酷ではありますが、一方では、その所員に辞めてもらうという選択肢を取る必要がないということも意味しています。このような点も、高い人材定着率に関係しているのではないかと思います。
土日も働いて報酬を最大化したいという人もいれば、報酬は多少少なくてもいいので家族との時間を大切にしたいという人もいます。このように働き方に対する各人の考えや、各人の家庭の事情に合わせることができるのも弊所の魅力の一つなので、その点も、高い人材定着率に関係しているのではないかと思います。

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