ブログ

【知財セミナー】奥野弁理士が、東京大学FoundXディープテックゼミで、知財セミナー【誰でもできる、一歩進んだ特許情報調査】の講師をしました。

2022.09.15

奥野 彰彦

奥野弁理士が、2022年09月15日(木)に、下記の東京大学 FoundX の Deep Tech 起業ゼミで、知財セミナー【誰でもできる、一歩進んだ特許情報調査】の講師をしました。実は、小生、東京大学FoundXの知的財産戦略のサポーターとかいう謎の役職を任命されておりますので、たまにこうやって本来はビジネス用ではないと思われるDiscordというゲーマー御用達のグループチャットで呼び出されます。

東京大学 FoundX の Deep Tech 起業ゼミ

Discord

このセミナーでは、

特許出願前の技術常識の把握
新商品の他社特許クリアランス
他社特許の無効理由発見
特定技術分野の特許出願動向
M&Aの際の特許デューディリジェンス
他社の研究者のリクルーティング

を目的とした特許調査について、

J-PlatPat(日本)
Google Patents(日米欧中韓+PCT+α)
Patentscope(PCT)
USPTO Patent Database(米国)
Espacenet(欧州)
CNIPR(中国)
KIPRIS(韓国)
Taiwan Patent Search(台湾)
PubChem(化学DB)
J-Global(化学DB)
Europe PMC(バイオDB)
DDBJ(ゲノムDB)

などの無料特許調査ツールを使って行うコツを説明させていただきました。欲張りすぎですね。。。

東京大学 FoundX の Deep Tech 起業ゼミには、ガチンコの起業家が集まっておられますので、やはりセミナー後は、実務に即した具体的な鋭い質問を大量にいただきました。そのため、大幅に時間は超過しちゃってみなさんお腹が減ったのではないかと思いましたが、みなさんの起業にかける熱量と知識欲には正直ビビりました。

ちょっと無責任に【誰でもできる、一歩進んだ特許情報調査】とかのたまった以上、本当に自力で特許調査できるようにしないとイケないのですが、そこは、いざとなったらアフターフォローでいつでも質問してもらえば使い方を説明しますということで許してもらいました。しかし、なんか、皆さん、一を聞いて十を知る感じなので、ある程度、自力で特許調査ができるようになったんじゃないかな?といいう気がしますね。

なお、奥野の方で、Discordでのセミナーのやり方がよく分からず手間取ってしまい、事務局にはご迷惑をおかけしました。しかし、Slackの無料版の機能制限が始まっちゃって困っている人は多いと思うので、ビジネスの世界でもDiscordが流行りそうな気がします。実際、東京大学 FoundXでDiscordを使っているうちにめっちゃ操作に精通してきたので、一部のクライアントとはDiscordで繋がって、マジでビジネスで使っていますが・・・いいですよ。オススメです!

アーカイブ