ブログ

【社会貢献活動】SKIPは、バイオ+医薬+医療機器などのヘルスケア分野の起業家+研究者を、経済産業省のHealthcare Innovation Hub(InnoHub)事業を通じて支援します

2024.01.17

SKIP

SKIPでは、国連の提唱するSDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))の中でも、3つめの項目である「すべての人に健康と福祉を」を経営上の目標に掲げています。

そして、超高齢化社会になった現代の日本社会において、日本在住のすべての人々が健康な生活を送るために必要な高品質な医療+福祉を実現するためには、バイオ+医薬+医療機器などのヘルスケア分野の起業家+研究者の果たす役割が非常に大きいと考えています。

そこで、この度、SKIPは、バイオ+医薬+医療機器などのヘルスケア分野の起業家+研究者を支援させていただくことにしました。そして、経済産業省が運用しておられるHealthcare Innovation Hub(InnoHub)事業に、SK弁理士法人がサポーター団体として協力させていただく運びとなりました。具体的には、奥野弁理士を含むSKIPの有志のメンバーで、バイオ+医薬+医療機器などのヘルスケア分野の起業家+研究者のお持ちの技術シーズを実用化するための知財戦略の立案をサポートさせていただくことになります。

SKIPの奥野弁理士は、過去に東大の大学院でバイオ分野の研究者になろうと頑張ってはみたものの、手先が不器用なために憧れの研究者になりそこねたので、この経済産業省のHealthcare Innovation Hub(InnoHub)事業を通じて一流のバイオ+医薬+医療機器などのヘルスケア分野の起業家+研究者と一緒にお仕事ができるということで大変ワクワクしております。

【ご報告】SK弁理士法人がサポーター団体に登録されました。

2024年1月10日より、新たにSK弁理士法人がサポーター団体として登録されました。詳しくはInnoHubサポーター団体ページをご覧ください。

SK弁理士法人
〇提供可能な支援内容
1年間の無料顧問サービス
・ 毎月5時間分のタイムチャージを無料で差し上げます。
・ 毎月の顧問契約によるタイムチャージを、知財戦略など
についてのご相談だけでなく、特許調査や鑑定などの業
務にもご利用いただけます。
・ 毎月の顧問契約によるタイムチャージを使い残された場
合には、タイムチャージを繰越させていただき、翌月以降に
お使いいただくことも可能です。

なお、SKIPに直接ご相談をいただいても大丈夫ですが、下記の通り、InnoHubでは、ベンチャー企業だけでなく中小企業や大企業等の団体や創業前の個人等から、資金調達や人材確保、事業推進や拡大、海外展開など、ヘルスケアやライフサイエンスに関するビジネスについて幅広く相談を受け付けておられます。

そのため、下記のリンク先からご相談をいただければ、InnoHubにて、SKIPまたは他の適切なサポーター団体をご紹介いただけますので、ご活用ください。

ワンストップ相談サービス

InnoHubご相談窓口

なお、この経済産業省のHealthcare Innovation Hub(InnoHub)事業に加わる下準備として、6年間ほどかけて、奥野弁理士の方で、

特許庁知財アクセラレーションプログラム登録専門家(2018-2024)
厚生労働省 MEDISO サポーター(知的財産戦略)(2021-2024)
JST SCORE GAP NEXT 長崎大学 田中PJ プレCXO(知的財産戦略)(2022-2023)

の3つの事業を通じて、多くのヘルスケア分野のスタートアップ企業、中小企業の知財戦略のサポートをさせていただきました。

おかげで、一流のバイオ+医薬+医療機器などのヘルスケア分野の起業家+研究者と面談をさせていただき、日本のヘルスケア分野のスタートアップエコシステムや産業クラスターに詳しくなりました。

もっとも、ちょっと、深入りしすぎて、長崎大学の田中義正先生(ノーベル医学生理学賞を受賞された本庶佑先生と一緒に、年間売上1兆円超のオプジーボを開発された天才研究者)と一緒に、株式会社SCMバイオメディカを共同創業しちゃったのは、やりすぎな感じもありますね。。。

【共同創業】SKIPの奥野弁理士が長崎大学の田中義正先生(ノーベル医学生理学賞を受賞された本庶佑先生と一緒に、年間売上1兆円超のオプジーボを開発された天才研究者)と一緒に、株式会社SCMバイオメディカを共同創業しました。

【祝!認定】株式会社SCMバイオメディカが長崎大学発ベンチャーとして認定されました(大学内にベンチャーの拠点を置いてもいいという許可も下りました)。

株式会社SCMバイオメディカを設立してみると、さっそく多くのVCや事業会社のCVC部門の皆様からシード投資のオファーを頂き、既に複数のVCやCVCとNDA契約を結んで、ビジネス+技術+知財面でのデュー・デリジェンスをしてもらって、マジで驚いている状況です。田中義正先生は、大変お優しい人格者の先生で熱心に研究内容をご説明されるので、投資家の皆様がファンになってくれている感じですね。奥野弁理士もVCなどとの面談によく同席していますが、奥野弁理士の知財戦略についての説明なども、ちょびっとは役に立っているのであれば嬉しいです。

この活動を通して、奥野弁理士としては、ヘルスケア分野においては、PureIT分野と大きく異なり、初期段階から知財戦略の相談をするニーズがあるということを痛感しています。アメリカの東海岸のボストンでも、日本でも、ヘルスケア分野のスタートアップでは、大学の研究室などからスピンアウトして起業するケースが多く、大学で生み出された技術シーズを大切にパイプラインとして育成していくというビジネスモデルを採用することが多いです。そのため、いわゆるビジネスモデルのピボットが少ないので、初期段階から特許ポートフォリオを構築することが多いですね。また、ヘルスケア分野のスタートアップでは、大学または大企業とのライセンシングについての相談や、政府や地方自治体からのグラント=競争的研究資金の獲得のための相談が多いですね。

てなわけで、今後、SKIPは、経済産業省のHealthcare Innovation Hub(InnoHub)事業の一員として、ヘルスケア分野で起業するスタートアップの知財戦略を支援させていただきます。

願わくば、この 経済産業省のHealthcare Innovation Hub(InnoHub)事業の活動から、ヘルスケア分野で起業するスタートアップを多数輩出できれば、大変うれしく思います。ちょっとアジってみると、こんな感じです。日本のバイオ+医薬+医療機器などのヘルスケア分野の産業を少しでも良くしたいと考えているみんな、Healthcare Innovation Hub(InnoHub)事業の支援を受けて、日本で愉快なイケてる仲間たちと一緒に、アメリカの東海岸のボストンのように、新しいヘルスケア分野のサービスや商品を生み出して起業しようぜ!

ついでに、バイオ+医薬+医療機器などのヘルスケア分野の起業家のみなさんが起業されたら、SKIPを使ってもらえれば嬉しいです(と、ちょっと下心があったりして・・・)。SKIPには、多くの優秀な弁理士・特許技術者が在籍しており、日本のいずれの地方にオフィスを構えているスタートアップの皆様に対しても、ZoomやMicrodoft TeamsやGoogle Meetなどのウェブ会議システムと、SlackやChatworkなどのビジネスチャットをフル活用して、クラウド上で地理的な制約にしばられずに充分に知財戦略の支援をすることができると自負しております。というわけで、ヘルスケア分野で起業した(またはこれから起業家したい)起業家の皆様におかれましては、新しいサービスを生み出されたり、新しい製品の開発に成功された際には、ぜひ、SKIPの弁理士や特許技術者に気軽にご相談をいただき、一緒にSKIPしていただければ嬉しく思います。

アーカイブ