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各国でのPCT国内移行期限のまとめ

2010.09.29

伊藤 寛之

PCT上では、国内移行期限は、優先日から30ヶ月以内ですが、実際には国によっては、移行期限や翻訳文提出を遅らせることができます。
米:国内移行(30ヶ月以内、翻訳文不要)、翻訳文提出(USPTOからの補正指令から2ヶ月以内)
EP:31ヶ月以内(30ヶ月の時点では必要な手続きなし)
韓国:31ヶ月以内(30ヶ月の時点では必要な手続きなし)
中国:32ヶ月以内(30ヶ月の時点では必要な手続きなし、ただし30ヶ月を超えて移行する場合、延長料が必要)
シンガポール:30ヶ月以内に延長手続きをすれば、翻訳文提出期限を30ヶ月までは延長可能。
マレーシア:30ヶ月以内(英訳もこの時点で必要)合理的理由がある場合は特許庁の裁量で延長があるかも。
このように並べると、30ヶ月の直前に国内移行をすることになったとしても、マレーシア以外の国では
なんとかなりそうです。

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