【祝!選定】SKIPの支援先のサグリ株式会社が、全国版のJ-Startupに採択されました。
2023.04.12
SKIP
SKIPでは、国連の提唱するSDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))の中でも、2つめの項目である「飢餓をゼロに」、7つめの項目である「エネルギーをみんなに」を経営上の目標に掲げています。
そして、SKIPでは、コロナショック+ウクライナショックの影響で世界的な食料・エネルギー・資源のインフレが進む現代社会において、飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、だれもが、安い値段で、安定的で現代的なエネルギーを使えるようにするためには、これまで古くて重い産業としてあまり注目を集めてこなかったディープテック分野の中でも、特にFAANG2.0産業(資源・エネルギー・食糧分野の産業)の起業家+研究者の果たす役割が非常に大きいと考えています。
なお、DeepTech(登録商標)、FAANG2.0(登録商標)は、いずれもSKIPの登録商標です。
このたび、SKIPのディープテック分野の中のFAANG2.0産業(資源・エネルギー・食糧分野の産業)における支援先のサグリ株式会社(J-StartupKANSAIの1年間無料知財コンサル対象)が、全国版のJ-Startupに採択されましたので、こちらのブログでもお祝いさせていただきます。とりあえず、奥野弁理士は、最近は健康のために禁酒をしているので、友人たちと一緒にぶどうジュースで乾杯をしたようです(友人たちはワインを飲んでいました。羨ましい・・・)。
「J-Startup」は、実績あるベンチャーキャピタリストや大企業の新事業担当者等の外部有識者からの推薦に基づき、潜在力のある企業を選定し、政府機関と民間の「J-Startup Supporters」が集中支援を行うプログラムです。
官民によるスタートアップ支援プログラム「J-Startup」新たな選定企業を発表 J-Startup第4次選定において新たに50社を選定
今回新たに選定された企業と、推薦委員からのコメントを紹介しています。
衛星データとAIを用いて、食糧危機や気候変動などの地球課題の解決に取り組む岐阜大学発ベンチャー。2018年兵庫県丹波市創業。シンガポールやインドに子会社を設立。農地管理を効率化する「アクタバ・デタバ」や衛星データで農地区画を形成する「AIポリゴン」、衛星デー推薦理由コメントより一部抜粋 タで土壌分析ができる「Sagri」を事業展開。 AIによる可視化の精度向上には膨大な教師データが必要だが当社は多くの自治体から農地データを獲得し高度なAI精度を実現した。土壌分析により最適な施肥量を割り出すことで、温室効果ガスの削減に寄与することから、農業カーボンクレジット市場にも参入しうる。2019年よりインドに子会社を設置。農業DXに金融サービスを付加し、独自の競争力を持った国際事業展開を志向しており評価できる。何より創業者坪井氏の突破力に期待している。
SKIPの奥野弁理士は、実はサグリ株式会社の本社がある兵庫県丹波市の近くの山奥の限界集落の出身です。そのため、故郷の山奥の限界集落にご恩返しをする意味でも、これを機会に「全国版のJ-Startup」に選定されたサグリ株式会社の知財戦略を全力でサポートしていきたいと考えています。
**************************************************************************
SKIPといえば、外国特許出願が得意なことで有名?ですが・・・
実は、このように、ディープテック(登録商標)系+FAANG2.0(登録商標)系のスタートアップ向けに、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品の特許出願もよく行っていたりします。
ここで、旧FAANGとは、
Facebook(フェイスブック)
Amazon(アマゾン)
Apple(アップル)
Netflix(ネットフリックス)
Google(グーグル)
のIT系5社のことを意味しており、まさにシリコンバレーを代表するIT産業の雄として、これまで世界経済を牽引してこられた偉大な企業のことを意味しています。
一方、FAANG2.0(新FAANG)とは、
Fuels(燃料)
Aerospace and defense(航空・防衛)
Agriculture(農業)
Nuclear and renewables(原子力と再生可能エネルギー)
Gold, metals, minerals(金・金属・鉱物)
の5分野の産業を意味しています。
最近のコロナショック+ウクライナショックの影響で世界経済が激変して、世界的な食料・エネルギー・資源のインフレが進んで、世界中のみなさんが生活苦にあえぐ状況になりつつあります。そのため、これまであまり重視されてこなかった、これらの古くて重い産業の重要性が極めて高まりつつあり、これらの産業の供給力を高めることが、人類社会の喫緊の課題となっていることは明らかです。
そこで、SKIPは、インフレに苦しむ世界経済を救うためFAANG2.0産業(資源・エネルギー・食糧分野の産業)の起業家+研究者を支援させていたいております。具体的には、奥野弁理士をはじめとしたSKIPの化学・バイオ・材料系の弁理士・特許技術者の方で、FAANG2.0産業(資源・エネルギー・食糧分野の産業)の起業家+研究者のお持ちの技術シーズを実用化するための知財戦略の立案をサポートさせていただいております。
てなわけで、大学発のディープテック系のスタートアップ向けのまだ基礎研究の段階の発明の特許出願についても、どうぞ、気軽にSKIPにご相談を(ただし、サグリ株式会社とコンフリクト=利益相反がある案件は残念ながら受任できません・・・)!
SKIPに相談すると、あなたも、サグリ株式会社のように、他社の既存特許網をうまくかいくぐって、きちんと自社の基本発明の特許出願をした状況で、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品をスムーズにリリースできるかもしれませんよ!