ブログ

IPAS成果事例集「知財戦略支援から見たスタートアップがつまづく14の課題とその対応策」が公開されました。

2020.04.14

奥野 彰彦

このたび、SKIPの奥野彰彦弁理士が、特許庁知財アクセラレーションプログラム登録専門家(2018-2020)として参加している、特許庁のベンチャー企業の支援プログラムの成果報告書が公開されました。IPASのというのは、なんと、無料で、ベンチャーキャピタリストや、経営コンサルタントや、弁理士などが、知財戦略の立案の支援をしてくれるという粋なプロジェクトです。

こんな感じで、錚々たるエリートのメンターの専門家の先生方の中に混じって、一人だけ、山奥の農家の長男で食い詰めて東京に出稼ぎに来ている、奥野彰彦という名前の農民工(中国では、農村戸籍で都市部に出てきて非合法な状態で工場や建設現場で働く労働者をこのようにいいます・・・)が一匹だけ混じっておりますが、そこはご愛嬌ということで、ご笑覧ください。

2019年度のIPAS・メンタリングチームを紹介します!

奥野 彰彦(SK特許業務法人 代表社員・弁理士)
バイオ、医薬、医療機器、食品、化粧品、化学、高分子、材料、金属、半導体、ソフトウェア、バイオインフォマティクスなどの技術分野に対応可能です。また、特に、地方大学発のバイオベンチャーの知財戦略の支援を得意としております。小生、20歳頃まで山奥の限界集落で農業・林業の家業を手伝い、薪割りや炭焼などをして、五右衛門風呂に入るような生活をしていたため、田舎が大好きです。そのため、地方創生のために、地方大学発バイオベンチャーなどの支援を通じて、日本の地方の活性化に貢献できれば、心の底から嬉しく思います。地方が良くなれば、地域がよくなる。地域が良くなれば、日本が良くなる。商売は、カッコつけずに、汗臭く、泥臭く、お互い様の精神で和をもって尊しってな感じで、頑張って行きまっしょい!この素晴らしい政策で、地方経済が盛り上がって、美しい日本の田舎の子どもたちや若者たちが、東京に出稼ぎしなくても、地元のベンチャー企業でバリバリと活躍できるようになりますように。

このように、田舎から這い出してきた叩き上げに特有のうっとおしい感じの暑苦しいアピールをしたおかげか、地方大学発バイオベンチャーの知財戦略立案の支援を、デロイトトーマツコンサルティングの経営コンサルタントの皆さまや、ご経験豊富なベンチャーキャピタリストの先生方とご一緒にさせていただくことができました。おかげさまで、大変貴重な経験を積むことができたと同時に、少しでも、日本の地方経済の活性化のお役に立てたかな?と大変うれしく思っております。

ああ、この事例、奥野が支援させて頂いた事例だな・・・という事例も含まれております。ITベンチャー・バイオベンチャーに関わらず、大変に参考になる内容になっておりますので、知財戦略の立案に興味のある皆様におかれましては、ご一読いただければ幸いです。

知財戦略支援から見えた スタートアップがつまずく14の課題とその対応策を公開しました!

最後に、ちょっとだけ、SKIPの宣伝広告を。。。SKIPでは、知財コンサルティングを、原則として無料で行わせて頂いております。知財コンサルティングは、特許出願などのご依頼をいただく前段階のいわゆるマーケティングツールとして位置づけているためです。その知財コンサルティングの結果として、じゃあ、特許出願をしようかな?と思われたら、そのための通常の費用をいただければ、SKIPとしては充分に利益がでますので、それで結構ですという考えをしております。

なお、その際にも、あくまでも、SKIPでは、本音で知財コンサルティングします。クライアントに不利益になるような提案はしません。例えば、化学物質の製造方法の発明や、ソフトウェアのアルゴリズムの発明について、特許出願するのではなくノウハウとして隠したほうが有利なケースがあります。このような場合、自分の経営する特許事務所の売上につなげようとして「特許出願しましょう」というようなポジショントークはしません。また、原則として、クライアントには、貴重な研究開発費のうち5-10%程度しか知財費用を使わないようにして、コストパフォーマンスよく必要最低限の特許ポートフォリオを構築していただくようにアドバイスを差し上げています。こうして、浮いた予算を、人材採用+研究開発+マーケティング+営業活動などの前向きな活動に回していただきたいためです。お客様の長期的な知財戦略の成功を支えるために、常に本音のコンサルティングをすることが、SKIPの知財コンサルティングをする上でのポリシーです。

てなわけで、知財戦略についても、どうぞ、気軽にSKIPにご相談を!

アーカイブ