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【知財セミナー】奥野弁理士が、(公社)農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)主催の「農林水産・食品分野の産学連携研究における知的財産の活用」セミナーで講師をつとめました。

AgriFoodTech 知財セミナー Deep Tech 地方創生 知財戦略

2025.02.27

奥野 彰彦

奥野弁理士が、2025年2月27日(木) 、(公社)農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)主催の「農林水産・食品分野の産学連携研究における知的財産の活用」セミナーで講師をつとめました。

(公社)農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)は、産官学の連携と広範な業際的交流を通じ、農林水産・食品分野における試験研究及び革新的な技術開発並びに情報交流の促進に関する支援等を総合的に実施し、農林水産業・食品分野におけるイノベーションの促進及び産業の振興に資することを目的としておられます。そして、実は、SKIPの奥野弁理士は、このJATAFFの知財戦略の農林水産省産学連携支援コーディネーターをしているんですね。

こちらの農林水産省産学連携支援コーディネーターの紹介ページに奥野弁理士が載っております。。。

この度、こちらの(公社)農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)主催の「農林水産・食品分野の産学連携研究における知的財産の活用」セミナー(オンライン開催、2/27、東京)が開催されました。

今回のセミナーには、日本を代表する錚々たる農林水産・食品分野の研究者の先生方が、メロンとウナギというなんとも美味しそうなテーマで講演をされましたので、多くの農林水産・食品分野の聴衆が集まりました。その中で奥野の話がどれほど役に立ったのかはよくわかりませんが、みなさん熱心に受講をいただきました。また、セミナー後は、受講生の皆様から、具体的な鋭い質問をいただき、農林水産・食品分野の皆様の研究開発にかける熱量と知識欲にはちょっとビビりました。もっとも、多数の質疑応答に答えていたら、本来のセミナーの終了時間よりも少し遅くなってしまい、お腹が減って、早く鰻屋さんでうな重を食べて、そのあとデザートでメロンを食べたいと思っていた皆様はちょっとイライラしたかもしれないですね。ごめんなさい。。。

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<日時>
令和7年2月27日(木)14:00~16:30

<形態>
オンライン形式

<内容>
1. 基調講演「農林水産・食品分野の産学連携研究における知的財産マネジメント」
奥野 彰彦 氏(SK弁理士法人 代表社員 弁理士)

2. 事例紹介
1)「ゲノム情報を活用したメロン新品種開発」
川頭 洋一 氏(農研機構 野菜花き研究部門 野菜花き品種育成研究領域
施設野菜花き育種グループ グループ長)

2)「食味に優れた大型雌ウナギ生産技術の確立
~魔の川、死の谷、ダーウィンの海を越えて~」
稲葉 博之 氏(愛知県水産試験場 漁業生産研究所 栽培漁業グループ 主任)

3. 質疑応答・意見交換

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もっとも、セミナーの結果は、下記のとおり好評だったようです。もちろん、メロンとウナギというなんとも美味しそうなテーマで講演された他の先生方のおかげではあるのですが、奥野の講演もちょびっとは役に立ったかもしれないですね。。。

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実施結果
農林水産業・食品産業は、生産活動を通じて様々な技術やノウハウ等の知的財産が創出・活用される知識産業・情報産業です。研究開発によって得られた成果を我が国の農林水産業の競争力強化に結び付けていくには、研究開発の段階から成果を知的財産として適切に創造・保護・活用する知的財産マネジメントに取り組むことが不可欠です。
本セミナーでは、まず、農林水産・食品分野の知的財産に関する対応実績が豊富なSK弁理士法人の奥野彰彦弁理士より知的財産マネジメントに関する基調講演を頂きました。
その後、事例紹介として、知的財産もうまく活用し、産学連携による研究開発・事業化を推進している農研機構野菜花き研究部門のメロンの品種開発、愛知県水産試験場の雌ウナギの生産技術確立の課題の研究担当者の方から知的財産に関する取組状況等を紹介して頂きました。
講師、事務局が会場に参集しライブ配信するという形式により開催し、参加者は78名で、質疑応答も活発に行われました。

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