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ジェフ・ベゾス 果てなき野望-アマゾンを創った無敵の奇才経営者

2019.04.12

伊藤 寛之

数年前に、この本を読みました。
アマゾンの理念は、どこよりも安く、いいサービスを提供することですが、弊所の理念とも通じるところがあり、非常に面白かったです。
この本の中で、特に印象に残ったのは、以下のエピソードです。
アマゾンがだんだんと大きくなって、部署間のミスコミュニケーションが原因でミスが発生するようになりました。
このような場合、多くの経営者は、コミュニケーションをもっと密にすることを促進して、ミスの発生を防ごうとします。
ベゾスは、真逆で、コミュニケーションが不足するとミスが発生する仕組みが問題だと考え、
社内のデータの流れなどを見直し、コミュニケーションをもっと減らしても、ミスが発生しない体制を構築しました。
弊所でも同じような考えを採用しています。ミスが発生したときは、「次は気をつける」というのは禁止です。
そんなのは当たり前すぎる対策であって、緊張感が保てているうちはミスの発生が防げても、いつか必ず同じミスが
発生します。そこで、弊所では、気をつけなくてもミスが起こらないようにするための仕組みの作成に力を入れています。
また、コミュニケーションのミスについても、重要事項の伝達は、必ず、chatworkのタスク機能を使って伝達するようにしています。口頭での伝達は別のことに集中しているときに伝えられると、忘れてしまうリスクがあります。紙で伝達すると、その紙が別の案件に紛れることがあります。タスク機能を使うと、タスクの責任者が自分の都合のいいときにタスクを完了させてタスクの消し込みができるので、効率・安全性が向上しました。

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