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PatDataで優先権期限管理はどうやんのかな。。

2013.02.07

伊藤 寛之

弊所ではPatDataを使って期限管理を行なっています。
http://www.cosmotec.co.jp/service/patent/patdata/index.php
このソフトは、多くの事務所で採用されているので信頼性が高く、インターフェースが悪いことを除いては良いソフトだと思います。
1つ大きな不満点があって、優先権期限の管理を自動で行ってくれないことです。
特許事務所の常識的な感覚では、国内出願を行うと1年後に優先権期限を設定し、その数ヶ月前にクライアントにリマインドをするので、国内出願を行うと、審査請求期限と同様の感覚で、優先権期限を立てて欲しいものです。
しかし、このソフトでは、外国出願の案件を作成して初めて、優先権期限が設定されるというとんでもない仕様になっています。この点が極めて不満なので、何度も改善要求をしていますが、「そのような要望はない」といってはねつけられてしまいます。以前にコスモテックの社長が弊所に来たことがあって、直接要望したが、「事務所にヒアリングしても、そのような要望は出てこない」っていいます。
事務所の感覚では、そのような要望がないわけないので、コスモテックは、何かとんでもない誤解をしているように思えます。

同じような不満を持っている方がコスモテックに電話で要望して頂けると、コスモテックもそのうち動いてくれるような気がします。

現状は、ユーザー期限を利用してなんとかしていますが、国優出願の基礎出願日からの期限の自動設定ができないので、困っています。手動では期限設定できますが、なんとかならないものかと悶々としています。

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