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電子契約システムを導入しました。

2021.12.27

SKIP

大企業の知財部や、ベンチャー企業の経営者のみなさん、NDA(守秘義務契約)を始めとする各種契約書の締結ってめんどくさいですよね。

一応、弁理士って守秘義務を負っているらしいんだけど、ウチの重要な新技術について、万が一にでも特許事務所から外部に漏れたら困るからなーということで、特許事務所に相談をするときにもNDAを結ぶことにしている場合も多いと思います。
しかし、NDAの契約書の条項をチェックして、何度か修正して交渉してようやく合意して、2部作成して、お互いにサインして、1部ずつ保管するとか、しんどいですよね。
SKIPでは、NDAについては、下記の通りのスタンスで対応をしていますので、かなりクライアントには負荷をかけないようにしているつもりです。

もっとも、それでも、押印やサインにかかる負荷が少しだけ残っていましたので、この度、SKIPでは、電子契約システムを導入しました。
なお、SKIPのクライアントは、日本企業だけでなく、海外企業も多いので、国産の電子契約システムではなく、アメリカ製の電子契約システムを導入させていただきました。。。
まずは、ドッグフィーディングということで、所内の色々な押印やサインが必要な書類を、少しずつ電子契約に置き換えていく予定です。
将来的には、ノウハウを蓄積して、APIなどをつかって所内システムとも連携させて、どんどん契約業務の自動化を勧めていきたいと考えています。

というわけで、クライアントの皆様におかれましては、SKIPとの間で電子契約を結びたい場合には、遠慮なくお申し付けください。
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参考情報【SKIPのNDAに関する対応の基本方針】

1)基本、弁理士法上の守秘義務があるので、SKIPから外部に情報が漏れることは無いので大丈夫ですよとクライアントに回答

2)でも、やっぱり心配だなーと言われたら、下記の【One NDA】にも加入しているので、御社もOne NDAに加盟されると、わざわざ個別にNDAを締結しなくても自動的にNDA契約を結んだのと同じ効果が得られますよと回答

3)それでも、どうしても心配だなーと言われたら、御社のNDAの雛形で喜んで契約させてもらいますよと回答

4)実は、ウチの会社、NDAの雛形持ってないんだよねと言われたら、SKIPであらかじめ用意している片務型NDA(*)にサインして差入れますと回答

5)いずれの場合でも、押印やサインをする必要がある場合には、電子契約で対応

6)どうしてもリアルな押印やサインがほしいと言われた場合には、もちろん喜んでリアルな押印やサインで対応

*)SKIPであらかじめ用意している雛形が、双務型NDAではなく、片務型NDAになっている理由は、クライアント企業にサインの手間をかけさせることなく、SKIPのみが法的な義務を負い、クライアントには法的な義務が発生しないようにするためです。

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