ブログ

奥野弁理士が東大FoundX Online Startup Schoolを上位の成績で卒業し、東大IPCとの共同プログラムに採択されて起業資金の援助を受けました(が、別の創業者に寄付して起業をしてもらうことになりました)。

2020.11.30

奥野 彰彦

こんにちは、東京大学FoundXの公認サポーターのSKIPの奥野彰彦弁理士です。

今夏、東京大学産学共創推進本部の運営する東京大学FoundX(東大発ベンチャーを育成するアクセラレータ)ではスタートアップ支援活動強化の一環として、Online Startup Schoolが開講されました。奥野もこのたび無事に修了しましたが、なんと上位10名の成績で卒業することになってしまい、「FoundX Online Startup School」東大IPC共同プログラムというものに合格してしまいました。。。

なんか、こんな感じの支援が受けられるらしいです。すごいですね。。。
東大IPC 起業支援プログラム

これまで、SKIP(特許事務所)のような労働集約型のスモールビジネスを経営してまいりましたが、このようなビジネスにおいては急成長を目指して赤字を深堀りしたらそのまま潰れることになりやすいため、コツコツとゆっくり成長するように堅実な経営をしてきました。

しかし、東大IPCから支援をしてあげるので起業に取り組むようにと言われたプラットフォーム型のIT企業は、初期には赤字を深堀りしてでも急成長をして一気にシェアを握るべきであり、いわゆるスタートアップモデルを採用すべきであるため、果たして奥野彰彦弁理士ごときの大した経営能力の無い浅学非才の若輩者に可能なんだろうか???と戸惑うことしきりで、ぶっちゃけちょっと困っていました。

もっとも、このようにスタートアップモデルを採用する場合でも、最初のPMF(プロダクトマーケットフィット)を実現するまでは、あえて【スケールしないことをする】のが重要であり、PMF実現前に焦って時期尚早なプレマチュアスケーリングをすると悲惨なことになるので、PMF達成前までの経営については、奥野のスモールビジネスの経験が、せいぜいアドバイザーとしてのレベルでなら多少は生きるかもしれないな?とは思っています。

そこで、せっかく、東大IPCが起業資金の援助をしてくださいましたので、かねてより温めていたビジネスモデルについて、奥野の代わりにチャレンジしてくださる大手の投資ファンドの経営者の方を見つけましたので、そちらに東大IPCからもらったお金を寄付して、東大IPCからのアドバイスに基づいて起業をしてもらいました。こちらの大手の投資ファンドの経営者の方は、奥野彰彦弁理士には不足する、人脈、資本力、人間力、経営能力などをお持ちなので、そちらの方でかねてから温めていたビジネスモデルを実現していただこうかな?と考えております。。。

奥野は、単なるアドバイザーとして、そちらのビジネスを応援するに留めることにしました。いやー。ちょっと、肩の荷が降りました。東大IPCに言われて、スタートアップのビジネスモデルについてうんうんと検討していたこの1ヶ月ほどはめっちゃ脳みそがしんどかったです(知恵熱が出ました)。。。やっぱり、自分の能力には見合わない、分不相応なことに手を出すもんじゃないですね。奥野は、コツコツと地味ーにスモールビジネスである特許事務所の経営に専念してまいります。

アーカイブ