【所員全員がAI武装しました】SKIPの全所員がGoogle の AI モデルの中で最も高性能なモデルであるGemini Advancedを【機密情報が守られた状態で】自由かつ無制限に使えるようにしました。
2025.01.27
SKIP
【所員全員がAI武装しました】SKIP独自の事務開発®部門=【特許事務 兼 プログラマ】をさらに進化させ、弁理士・特許技術者の翻訳&OA応答&明細書作成能力をブーストするために、全所員がGoogle の AI モデルの中で最も高性能なモデルであるGemini Advancedを【機密情報が守られた状態で】自由かつ無制限に使えるようにしました。
SKIPでは、PatDataとVBAとSQLサーバーの所内システムを組み合わせることによって、安定性と使いやすさの両立を図っています。これまでは、技術部門のメンバーが中心になって開発を進めていましたが、その問題点としては、技術部門の発想では、事務部門が本当に使いたいものを作ることが困難であるということです。「使う人が、自分が欲しいものを、自分が使いやすいように作る」というのが理想ですが、使う人と作る人が分かれているとこの理想を実現することができません。
そこで、この理想を実現するために、2016年から事務部門を「事務開発®部門」に改称し、VBAやSQLの講義を行ったり、自学自習をしてもらってコーディングを勉強してもらっています。最近は、SKIPのほぼ事務開発部門のほぼ全員がコーディングができる状態です。それによって、普段の業務を行いながら、ミスをしそうな箇所を見つけると、自らコーディングをして警告が出るようにシステム変更を行うことができるようになりました。また、事務と経理と技術の連携も、事務開発メンバーがChatWorkやネットバンキングのAPIなどを用いてコーディングを行うことによって大幅に効率化されました。
このような地道な努力が実ってきたのでしょうか?下記の通り、事務効率化の指標となる単位時間売上(売上÷事務労働時間)は、年々上昇しています。
2020年 ¥15,953
2021年 ¥16,890
2022年 ¥18,605
2023年 ¥20,701
という具合に、3年間で事務開発®部門の労働生産性を30%向上することに成功しました。
そして、このたび、SKIP独自の事務開発®部門=【特許事務 兼 プログラマ】をさらに進化させ、弁理士・特許技術者の翻訳&OA応答&明細書作成能力をブーストするために、全所員がGoogle の AI モデルの中で最も高性能なモデルであるGemini Advancedを【機密情報が守られた状態で】自由かつ無制限に使えるようにしましたので報告させていただきます。
なぜこんなことを始めたか?というと、アメリカを代表するEd-TechスタートアップであるQuantic School of Business and TechnologyのMBAを取り終わって一段落した奥野弁理士(奥野はQuanticのCo-Founder=共同創業者:自分で共同創業したビジネススクールで自分が学位を取るという究極のコネ入学?)が人柱になって・・・
またもや、自分で共同創業したビジネススクールで自分が学位を取るという究極のコネ入学?で世間の批難を浴びるのは承知の上で、QuanticのMaster of Science in Software Engineeringに挑戦して、情報工学の修士号を取得するための勉強を始めています。
すると、このQuanticのMaster of Science in Software Engineeringが、実は、AIを活用したソフトウェアエンジニアリングの学習に特化した専攻であることに、入学後の今更ながら気づいてしまったのです。
これ、全カリキュラムのごく一部ですが、こんな感じで、やたら機械学習やAIに関する学習コンテンツが充実しております。マジか、これ、英語で受講してテストに合格してレポート書いて、最後に、修士論文代わりに、GithubでAIを活用したアプリをコーディングしてアップロードしなきゃイケないのかよ・・・と思うと気が遠くなりますが、機械学習やAIに関する学習を本格的に始めてみると、確かに、これは、特許事務所の実務でめちゃくちゃ使えるわ!と実感しております。
そこで、奥野がQuanticのMaster of Science in Software Engineeringで勉強した内容を、そのまま実務にフィードバックするために、SKIP独自の事務開発®部門=【特許事務 兼 プログラマ】をさらに進化させ、弁理士・特許技術者の翻訳&明細書作成能力をブーストするために、全所員がGoogle の AI モデルの中で最も高性能なモデルであるGemini Advancedを【機密情報が守られた状態で】自由かつ無制限に使えるようにしましちゃったわけなんですね。
ええー。所長の気まぐれの勉強につきあわされる所員のみなさんとしては、たまったものではありませんね。。。とはいえ、やはり、これからは、特許事務所も機械学習やAIを使いこなさないと生き残れないのは間違いありませんので、所員のみなさんに無理を言って協力してもらうことにしました。その際に、無料のいい加減なAIサービスをみんなが勝手に使うと、クライアントの機密情報が漏洩する危険性がありますので、Google の AI モデルの中で最も高性能なモデルであるGemini Advancedを【機密情報が守られた状態で】自由かつ無制限に使える体制を整えさせていただきました。
最近の生成AI技術の発展により、もはや、理工系(特に情報工学)専攻の人材ではない文系出身者が多いとされる、特許事務担当者であっても、自然言語のプロンプト入力によるプログラミングコードの自動生成が可能な環境ができあがりつつあります。もちろん、Gemini Advancedが生成したプログラミングコードには、バグが含まれているケースも有り、必ずしも思い通りの動作をするとは限りません。そのため、全くプログラミングの勉強をせずにどんどん自動化が行えるという状況ではありませんが、これまでに比べれば、Pythonのような汎用プログラミング言語を用いて、自動化シナリオを構築するハードルは明らかに低くなってきたと言えます。そのため、SKIP独自の事務開発®部門=【特許事務 兼 プログラマ】をさらに進化させるために、全所員がGoogle の AI モデルの中で最も高性能なモデルであるGemini Advancedを【機密情報が守られた状態で】自由かつ無制限に使えるようにしたわけです。
また、そろそろ、生成AI技術を事務の効率化だけに活用するのももったいない状況になってきました。そこで、弁理士・特許技術者の翻訳&明細書作成能力をブーストするためにも、全所員がGoogle の AI モデルの中で最も高性能なモデルであるGemini Advancedを【機密情報が守られた状態で】自由かつ無制限に使えるようにしました。まずは、日本語と英語・中国語・韓国語の翻訳に活用してみることからはじめて、少しずつ、拒絶理由通知への応答や明細書やクレームのドラフティング(下書き)にも使えないか?検討をはじめてみようと考えています。もちろん、Gemini Advancedが生成した翻訳や拒絶理由通知への応答や明細書やクレームのドラフティング(下書き)には、間違いがかなり多く含まれていると想定されますので、弁理士・特許技術者がきちんとチェックして修正しないとイケないとは思いますが、それなりに効率化につなげることはできるのではないかな?と期待しています。
それでは、奥野弁理士が人柱となって、QuanticのMaster of Science in Software Engineeringで勉強した内容を活用して?全所員がGoogle の AI モデルの中で最も高性能なモデルであるGemini Advancedを【機密情報が守られた状態で】自由かつ無制限に使いながら、SKIP独自の事務開発®部門=【特許事務 兼 プログラマ】をさらに進化させ、弁理士・特許技術者の翻訳&OA応答&明細書作成能力をブーストしてまいりますので、クライアントの皆様におかれましては、半年後や1年後のSKIPのさらなる進化を楽しみにしてくださいね。