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【祝!受賞】SKIPの支援先のサグリ株式会社が、宇宙開発利用大賞の内閣総理大臣賞を受賞されました。

2024.02.29

SKIP

SKIPでは、国連の提唱するSDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))の中でも、2つめの項目である「飢餓をゼロに」、7つめの項目である「エネルギーをみんなに」を経営上の目標に掲げています。 そして、SKIPでは、コロナショック+ウクライナショックの影響で世界的な食料・エネルギー・資源のインフレが進む現代社会において、飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、だれもが、安い値段で、安定的で現代的なエネルギーを使えるようにするためには、これまで古くて重い産業としてあまり注目を集めてこなかったディープテック分野の中でも、特にFAANG2.0産業(資源・エネルギー・食糧分野の産業)の起業家+研究者の果たす役割が非常に大きいと考えています。 なお、DeepTech(登録商標)、FAANG2.0(登録商標)は、いずれもSKIPの登録商標です。 このたび、SKIPのディープテック分野の中のFAANG2.0産業(資源・エネルギー・食糧分野の産業)における支援先のサグリ株式会社(J-StartupKANSAIの1年間無料知財コンサル対象)が、宇宙開発利用大賞の内閣総理大臣賞を受賞されましたので、こちらのブログでもお祝いさせていただきます。とりあえず、奥野弁理士は、最近は健康のために禁酒をしているので、冷蔵庫の中にあったヤクルト1000で乾杯をしたようです。

宇宙開発利用大賞は、宇宙開発利用の推進において大きな成果を収め、先導的な取組を行うなど、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした事例に対し、その功績をたたえることにより、我が国の宇宙開発利用の更なる進展や宇宙開発利用に対する国民の認識と理解の醸成に寄与することを目的としています。


サグリ株式会社

SKIPの奥野弁理士は、実はサグリ株式会社の本社がある兵庫県丹波市の近くの山奥の限界集落の出身です。そのため、故郷の山奥の限界集落にご恩返しをする意味でも、これを機会に「宇宙開発利用大賞の内閣総理大臣賞」に選定されたサグリ株式会社の知財戦略を全力でサポートしていきたいと考えています。

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「第6回宇宙開発利用大賞 受賞事例」が以下の通り決定いたしました。

第6回宇宙開発利用大賞 受賞事例一覧
賞名 事例名 受賞者名
内閣総理大臣賞 衛星データを活用した土壌分析技術及び農地区画化技術の提供 サグリ株式会社 坪井 俊輔
内閣府特命担当大臣 (宇宙政策)賞 小型SAR衛星コンステレーションによる国内外への事業展開 株式会社Synspective 新井 元行
総務大臣賞 宇宙と国産通信技術を用いた森林火災早期検知システムの国際展開 ソニーグループ株式会社 木村 学、堀井 昭浩
文部科学大臣賞 高専発の超小型衛星開発を通した次世代宇宙人材育成の展開 高知工業高等専門学校・客員教授 (名誉教授) 今井 一雅
農林水産大臣賞 衛星×AIを活用した「MiteMiru森林」の提供 株式会社パスコ 株式会社パスコ 島崎 康信、小谷野 開多
経済産業大臣賞 宇宙ビジネスの全体促進と産業エコシステム形成にむけた取り組み 一般社団法人SPACETIDE
国土交通大臣賞 大規模地物変化検出AIによる地理変化や紛争地域の分析活用 株式会社 Ridge-i 柳原 尚史、市來 和樹、畠山 湧
環境大臣賞 カタール政府環境省への海洋オイル漏れ検知サービス提供 スカパーJSAT株式会社 平田 大輔 伊藤忠商事株式会社 荒巻 裕史
防衛大臣賞 宇宙状況把握(SSA)システムの開発 宇宙航空研究開発機構 追跡ネットワーク技術センター
宇宙航空研究開発機構理事長賞 「水」を推進剤とした推進機の軌道上作動成功 株式会社Pale Blue 浅川 純
選考委員会特別賞 海と宇宙、測位・センシング・通信技術で前進する漁業を日本から オーシャンソリューションテクノロジー株式会社 水上 陽介
選考委員会特別賞 衛星データを活用した漏水リスク管理業務システムの開発・提供 株式会社天地人 櫻庭 康人
選考委員会特別賞 超小型探査機による地球ー月圏における軌道制御技術の実証 宇宙航空研究開発機構・東京大学 船瀬 龍 東京大学 川端 洋輔 EQUULEUS開発・運用チーム

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SKIPといえば、外国特許出願が得意なことで有名?ですが・・・ 実は、このように、ディープテック(登録商標)系+FAANG2.0(登録商標)系のスタートアップ向けに、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品の特許出願もよく行っていたりします。

ここで、旧FAANGとは、 Facebook(フェイスブック) Amazon(アマゾン) Apple(アップル) Netflix(ネットフリックス) Google(グーグル) のIT系5社のことを意味しており、まさにシリコンバレーを代表するIT産業の雄として、これまで世界経済を牽引してこられた偉大な企業のことを意味しています。

一方、FAANG2.0(新FAANG)とは、 Fuels(燃料) Aerospace and defense(航空・防衛) Agriculture(農業) Nuclear and renewables(原子力と再生可能エネルギー) Gold, metals, minerals(金・金属・鉱物) の5分野の産業を意味しています。 最近のコロナショック+ウクライナショックの影響で世界経済が激変して、世界的な食料・エネルギー・資源のインフレが進んで、世界中のみなさんが生活苦にあえぐ状況になりつつあります。

そのため、これまであまり重視されてこなかった、これらの古くて重い産業の重要性が極めて高まりつつあり、これらの産業の供給力を高めることが、人類社会の喫緊の課題となっていることは明らかです。

そこで、SKIPは、インフレに苦しむ世界経済を救うためFAANG2.0産業(資源・エネルギー・食糧分野の産業)の起業家+研究者を支援させていたいております。

具体的には、奥野弁理士をはじめとしたSKIPの化学・バイオ・材料系の弁理士・特許技術者の方で、FAANG2.0産業(資源・エネルギー・食糧分野の産業)の起業家+研究者のお持ちの技術シーズを実用化するための知財戦略の立案をサポートさせていただいております。 てなわけで、大学発のディープテック系のスタートアップ向けのまだ基礎研究の段階の発明の特許出願についても、どうぞ、気軽にSKIPにご相談を(ただし、サグリ株式会社とコンフリクト=利益相反がある案件は残念ながら受任できません・・・)!

SKIPに相談すると、あなたも、サグリ株式会社のように、他社の既存特許網をうまくかいくぐって、きちんと自社の基本発明の特許出願をした状況で、大学などの技術シーズに基づいたハイテク製品をスムーズにリリースできるかもしれませんよ!

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