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語学の勉強

2013.03.08

伊藤 寛之

昔から語学が好きで、英語はTOEIC満点・英検1級、ドイツ語検定・中国語検定・ハングル検定でそれぞれ3級に合格しています。3級は、だいたい、どの試験も2年程度の勉強で合格でき、中学3年生の英語のレベルくらいです。
所属していた英語の勉強会がAll Aboutに取材されたこともあります。
3/4 超エリート達の英語学習会、大阪編 [英語学習] All About
今の仕事でいいのは、英語はもちろんのこと、色々な言語が日常的に必要になるので、勉強したことがすぐに実務に生きてくることです。
英語は、昔から勉強していましたが、ドイツ語・中国語・韓国語は、弁理士になってから勉強しました。ドイツ語の勉強を始めたきっかけは、ドイツ語から日本語への翻訳の案件があって、英文もありましたが、原文も十分に参照して翻訳をしたいと考えたことです。中国語・韓国語は、OAを原文で理解したかったからです。翻訳で理解するよりも審査官の意思がダイレクトに伝わって、より良い応答案を作成することができると考えました。
韓国語については、3級レベルでも十分に実務に使えて、機械翻訳の助けを借りれば、OAをほぼ完全に理解できます。中国語は、今のレベルでは、OAがある程度は理解できても、完全に理解できるには、まだかなりのレベルアップが必要な状況です。
今年中に中国語検定の2級合格を目指して勉強中で、最近購入したイケてるアイテムが以下のソニーのウォークマンです。語学学習機能があって、ボタンを押すと3秒戻ったり、特定の狭い範囲を連続再生するように設定するのも簡単です。これを使って、文章の中の聞き取れない部分を100回くらい連続で再生したりして、リスリング力の強化を図っています。
中国・韓国の弁理士で日本語が分かる人はゴロゴロといますが、日本の弁理士で中国語・韓国語が分かる人は極めて限られていると思います。今後、日本の弁理士が存在感を出すには、実務で使えるレベルの中国語・韓国語ができることが必要になってくるかも知れません。ホントは、1年くらい中国にでもいってじっくり勉強したいのですが、家庭と事務所の都合でなかなか容易でもないので、仕事しながら時間の合間を見つけてコツコツ勉強しています。
追記:最近中国から来たOAは、2つの引例がどちらも中国語。この対応ができなければ、使えない弁理士と言われう日も近い気がします。現在は、英語ができなくて米国のOAに対応できない弁理士は使えない弁理士と言われますが、中国語も近い将来、そのようになるでしょう。

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