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インドのOAが増えてきた

2018.07.06

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最近になって、ようやくインドからのOAが増えてきました。

インドのOAは、
 引用文献の認定が曖昧
 引用文献の組み合わせの根拠があいまい
 ISRでA判定になっている文献を引用して理由なしに進歩性なしの判断
という感じですので、審査官がどのような思考で進歩性なしと判断したのかを理解するのが非常に困難な場合が多いです。

また、インドでは、OA発行から6ヶ月以内に登録にすることが決められていますが、審査官からの反応待ちの場合は例外的に6ヶ月を超えても大丈夫となっています。弊所で扱っている案件では、2ヶ月で応答しても、6ヶ月以内に反応があった件は、1つもありませんので、全ての案件が例外的に扱われています。

また、「主要国」の審査書類をと許可クレームの提出を求められますが、「主要国」の意味はあいまいです。

それ以外にも、委任状や譲渡証提出したのに、提出していないとか、謎めいた指摘がなされることが少なくありません。

インドは、謎多き国ですが、特許審査に関しても同様のようです。

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