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VariCadを導入しました。

2016.05.11

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複雑な構造の案件は、明細書に斜視図を載せることが多いです。最近は、多くの案件では、顧客が3DのCADデータを持っているので、それに基づいて斜視図を作成することが多いです。

3DのCADは、高価なので、これまでは、弊所ではAcrobatで表示できる3D-PDFやe-Drawingというフリーのソフトで表示できるeasm形式のデータをもらっていました。ただ、CADによっては、これらの形式での出力では特許図面に適した図面が作成しにくい場合がありました。そこで、別の手段を検討したところ、VariCadは比較的安価(約10万円)でありながら、3Dでの作図機能が豊富であることに加えて、stpファイルで読み込んだデータを綺麗なdxfに変換できることが分かりましたので、このCADを導入しました。dxfにしてからは、使い慣れているRootCadを使ってデータ編集ができます。

stpファイルは、汎用的な3Dデータ形式ですので、多くのCADに対応していています。このファイルでデータをもらって、必要な角度の斜視図を作成することによって、斜視図の作成効率が向上しました。

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