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李若欣中国弁理士と奥野弁理士が、2022年04月20日(水)に中国の北京市で開かれたRCEP条約の発効記念の知財セミナーで講師をつとめました。

2022.04.20

李 若欣

李若欣中国弁理士と奥野弁理士が、下記の通り、2022年04月20日(水)に日中韓+東南アジア+オセアニアの間の自由貿易協定であるRCEP条約の発効を記念して中国の北京市で開催された、北京市科学技術委員会、中関村科技園区管理委員会指導、中関村社会組織連合会主催、首都知識産権服務業協会後援の知財セミナー【日澳視覚的RCEP背景下的知識産権保】で講師をつとめました。

日澳視覚的RCEP背景下的知識産権保

講演背景:RCEP条約の発効を記念して、中国のハイテク企業が、日本およびオーストラリアへ進出する際に注意すべき知財制度について解説する。

講演テーマ:日本企業の特許戦略(最近の日本特許法の改正のマンガによる解説を添えて)

講演内容:

戦前の日本企業の知財戦略(知財戦略など何もなく欧米企業にボコボコにされた時代)

高度成長期の日本企業の知財戦略(防衛特許+クロスライセンスによる守りの知財戦略の時代)

安定成長期の日本企業の知財戦略(独自開発技術による特許ポートフォリオを用いた創造的模倣戦略の時代)

成熟期の日本企業の知財戦略(強力な必須特許の技術標準化によるプラットフォーム戦略の時代)

再挑戦期の日本企業の知財戦略(オープンイノベーションへの挑戦+RCEP条約の加盟国である中韓+東南アジア+オセアニアでの海外特許ポートフォリオ強化の時代)

日本企業の知財戦略の傾向について解説(守りの知財戦略に強く、攻めの知財戦略に弱い)

最近の日本特許法改正(2023/04/01から施行予定の権利回復要件の緩和)についてマンガで解説

開催日時:2022年4月20日 15:00~16:00 (北京時間)(日本時間では16:00~17:00に相当)※内訳:50分講演、10分答弁

講演方法:コロナの影響により、オンライン講演

なお、講演は、時節柄、中国製のウェブ会議システムを用いて、日本のSKIPの会議室から中国の北京市の特許法律事務所やハイテク企業の知財部門の会議室に向けて配信されました。まあ、日本から中国に行くこと自体が無理な状況なので、仕方ないですね。。。

ちなみに、奥野は中国語で最初軽く挨拶して、その後は、李若欣が中国語で講演をしてくれました。なお、北京時間の15:00~16:00の講演でしたので、日本時間の16:00~17:00の講演となりました。セミナー終了後、1332名ほどの聴衆の皆さんから、30分くらいにわたって大量の66件ものご質問をいただいて質疑応答が大変でした。また、日本特許法の改正をマンガで解説したのが面白かったと評判でした(合計で1万1500件のいいね!をいただきました)。いずれにしても、中国の北京市の特許法律事務所やハイテク企業の知財部門の皆様の向学心の高さに敬服した次第です。質問がいつまでたっても終わらないので、追加の質問は、メールや電話で別途してもらうことにしました。。。いやー。奥野+李若欣ともに、今回のセミナーは疲れましたがとても楽しかったです。