【史上最高残高】2023年9月に運転資金 2億円超(過去最高の月末残高)を達成(外部資金調達ゼロの完全無借金経営)しました。
2023.09.29
SKIP
SKIPでは、2023年9月末に運転資金 2億円超(過去最高の月末残高)を達成させていただきました。
もちろん、SKIP名物の外部資金調達ゼロの完全無借金経営を貫いております。
実は、今年の上半期は、コロナ明けということもあってか、数名の人材の入れ替わりがありましたので、SKIPの経営陣としては、一時的に売上の落ち込みがあるのではないかな?とちょっと心配していました。
ところが、蓋を明けてみると、上半期は前年同期比10%超の売上増を叩き出した上に、通常なら閑散期ということで売上があまり良くないことが多い8月であるにも関わらず、史上最高月次決算(過去最高の月間売上)を達成してしまいました。。。
その結果、7月末に上半期のボーナス支給、8月末に法人税の予定納税があったにも関わらず、2023年9月末に運転資金 2億円超(過去最高の月末残高)を達成してしまいました。こんな運転資金の残高みたことないので、我ながらちょっとビビっております。
一体、何が起こってるんや。。。
とはいえ、よく考えてみると、今年は、SKIPの毎月の売上は3千万円~4千万円(毎月の流通総額=売上+庁費用+外国代理人費用は6千万円~8千万円)くらいで推移しており、年間売上が4億円~4億5千万円(年間流通総額は8億円~9億円)くらいになりそうなので、運転資金 2億円超といってもも、所詮は運転資金=半年分の売上(3ヶ月分の流通総額)にすぎないんですね。
つまり、毎月6千万円~8千万円のお金が出入りするので、運転資金としては2億円超くらいないと危ないですね。もしも運転資金が1億円くらいだといつ資金繰りがショートして黒字倒産するか分からなくて安心して夜も眠れません。。。
なお、SKIPの利益水準は、税引前純利益=7%(税引後純利益=5%)ほどであり、運転資金=半年分の売上くらいですので、運転資金は年間約10%ずつ増えています。SKIPでは、所員の年収水準をかなり高く維持していますので、これくらいしか法人に利益を残せないんですね。ぶっちゃけ、利益率としてはかなりしょぼいですね。。。
これに対して、SKIPの売上も、毎年約10%超ほど増えているので、このペースでスケールアップすれば、売上の伸び=運転資金の伸びに近い状況なので、しばらくは資金繰りショートはおきない予定です。また、SKIPのCCC=キャッシュ・コンバージョン・サイクルはマイナス1月なので、これも資金繰りにかなり有利に働いています。
このまま、SKIPの売上の増加率が、毎年約10%-15%くらいであれば、今後もしばらくは完全無借金経営を維持できると思います。それ以上の急成長を狙うと、銀行借入が必要になるのが嫌(銀行からの借入交渉や有利子負債の返済の管理などに経営陣のマンパワーを使いたくない)なので、SKIPの経営陣としては、毎年約10%-15%くらいでゆっくり成長したいと考えています。
SKIPでは、基本的に、一切、営業活動をしていないので、毎年約10%-15%くらいのゆっくりした成長しか実現できていません。
その代わり、SKIPでは、営業コスト+マーケティングコスト+接待交際費がほぼゼロなので、みんなが一生懸命仕事をしたら、その売上はほとんどすべて、所員の人件費に回っています。そのため、ようやく日本国内でトップ100に入ったようなレベルの中小特許事務所であるにも関わらず、特許業界でトップクラスの年収を所員に支払うことができているわけなんですよね。
つまり、SKIPでは、三流経営者(他の業界なら五流経営者)である奥野弁理士が、自分のカリスマ性の無さ、経営能力の低さ、そして起業家として致命的なリスクを取って挑戦する勇気のなさを自覚しているため、急成長を目指す経営は行っておりません。
そのため、SKIPでは、逆張り経営的な感じで実務ドリブン経営に徹して、営業しない→無駄なコストがかからない→所員の年収を高くできる→優秀な人材が集まる→クライアントがファンになってくれる→営業しなくても勝手に仕事が増える→以下、繰り返しという、なんの工夫も努力もない、めっちゃ手抜きの楽ちんな誰でもできる経営サイクルを回しているわけなんですね。
うわあ、なんというつまらない地味な経営なんでしょうか、なんの魅力もないですね。。。とはいえ、SKIPの経営陣がそういう地味なキャラなのは仕方ないので、そこは開き直って、このサイクルをうまく崩さないようにしながら、この調子で毎年約10%-15%くらいのゆっくりした成長をしていきたいですね。。。
というわけで、現在、SKIPは、2023年9月末に運転資金 2億円超(過去最高の月末残高)を達成し、新規の依頼も殺到しており、ものすごく人手不足の状況にあります。とはいえ、この繁忙期には、新しく採用した5名の人材を育成+戦力化して、なんとかデスマーチに陥らずに乗り切るだけで精一杯の状況です。そのため、ものすごく人手不足の状況にありながら、さらに人材を採用している余裕がありません。
次の人材採用は、おそらく、来年の春以降になると思います。そのため、もしも、SKIPに入所したいな!という方がおられたら、誠に申し訳有りませんが、来年の春頃までお待ち下さいね!