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特許業界で一番有名な「あの組織」について

2018.08.16

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お盆で事務所が静かなので、今日は、あの組織のことを書きます。

この業界にいると、その存在をたびたび耳にするのではないでしょうか。

そう、東京特許許可局です。

先日も、古い友人に久しぶりにあって「いま特許事務所で働いてる。」をいう話をしたところ
「おぉ、東京特許許可局!」と驚かれました。

特許事務所あるあるですね。こちらも説明は慣れたものです。
「出願人」と「特許事務所」と「特許庁」との関係を説明して、なんとか「特許事務所」の存在を認識してもらうことに成功しました。

「なるほど、じゃあ特許庁に対して、書類を出したりする仕事なんだ。」

大正解です、ありがとうございます。

「で、東京を管轄しているのが東京特許許可局で、地方には別の許可局があるの??」

ごめんなさい、ないです、そもそも許可局は全国どこにもないです・・・。

「そうか。じゃあ、昔は『東京特許許可局』で、いまは特許庁になったってことか!」

これは、悩みました。
いや、昔から特許庁だった思いますが、過去には東京特許許可局だったかもしれない。
言いにくくてみんなが困ったから、早口言葉になったのかもしれない。

言い切れない。100%は言い切れない。
そんな自分に気付かされました。

特許業界のみなさん、即答できますか?

はい、私は、ググりましたよ。あくまで念のため、ね。

結論。

『東京特許許可局は、歴史上、いちども存在したことがありません。』

危ないところでしたが、ひとつ賢くなりました。

by kh

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