欧州代理人より審査費用の返還に関する変更連絡をもらいました。
前提: 欧州の審査は調査(Search)と審査(Examination)の2つの段階がある
調査段階では、Extended European Search Report(EESR)と特許性に関する見解書が発行される。EESRを受領した出願人は、実体審査段階に進むかどうかを決定する。
ポイント
・2016年7月1日より、実体審査開始前に取り下げ、却下、またはみなし取り下げとなった出願について、審査費用(Examination fee)が100%返還される。
・2016年7月1日以降に取り下げ、却下、みなし取り下げとなった出願より適用される。(以前は、返還は審査費用の75%に限られていた。)
また、代理人によると、実体審査が開始されてから、最初のオフィスアクションの応答期限までに取り下げれた出願については、審査費用が50%返還されるとのことです。
詳しくは、EPOのNewsletterの原文を確認ください。
https://www.epo.org/news-issues/news/2016/20160701.html