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IPDL(特許庁電子図書館) 特許編

2010.07.13

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特許をよく知らない人のために、IPDL(特許庁電子図書館)の使い方を説明します。
http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl
IPDLを使うと、ライバル企業がどんな出願をしているのかを知ることができます。
上のリンクのページの検索メニューの「特許・実用新案検索」の欄から、公報テキスト検索を選択します。
現れた画面の左の方の「検索項目選択」で「出願人/権利者」を選択し、「検索キーワード」にライバル企業の
名称を入力します。例えば、「マイクロソフト」などと入力します。
「検索」ボタンを押すと、ヒット件数が現れます。ヒット件数が1000件を超えると表示ができないので、さらに絞ります。
検索対象が分かっている場合は、「要約+請求の範囲」で、キーワードを「ソフトウェア」などと入力し、再度、「検索」ボタンを押します。1000件以下になれば、「一覧表示」ボタンを押すと、マイクロソフトの公報を見ることができます。
検索対象がよく分かっていない場合は、「出願日」で、「20090101:」などと入力します。コロンがポイントです。この場合、出願日が2009年1月1日以降の出願を検索することになります。「20080101:20081231」とすると、2008年の出願を検索することになります。
詳しい入力方法は、画面右上の「ヘルプ」ボタンを押すと見ることができます。
IPDLを使うと、ライバル企業の出願について、審査請求されているかどうかや、審査結果を知ることができます。
「経過情報検索」の欄から、「番号照会」を選択します。現れた画面中で出願番号を入力します。出願番号とは、「特願2010-xxxxxx」のようなやつです。「検索実行」を押すと、審査請求や拒絶理由の通知の記録が現れます。
ただし、この画面では、拒絶理由通知があったことが分かっても、その内容は分かりません。内容を知るためには、「特許・実用新案検索」の欄から、審査書類情報照会を選択します。現れた画面で出願番号を入力すると、審査書類を入手することができます。

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