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奥野弁理士が、2021年06月23日(水)にフランス国立抗体医薬研究所の開催する国際会議で(自宅の2階の廊下から)講師をつとめました。

2021.06.23

奥野 彰彦

奥野弁理士が、下記の通り、2021年06月23日(水)にフランス国立抗体医薬研究所(MABDESIGN)のセミナーで講師をつとめました。

ANTIBODY INDUSTRIAL SYMPOSIUM 2021

奥野弁理士が登壇したのは、下記のプログラムでした。
Track Intellectual Property – Patenting antibodies : lessons learnt from recent court decisions
Wednesday 23rd of June as from 14h00 (Paris time)

演題は、下記のとおりでした。
How to Successfully be granted Patents of Fc regions of Therapeutic Antibodies in Japan (with Case Study of Chugai’s SMART-Ig® (Sweeping Antibody®))
SK IP Law FirmAkihiko Okuno
Akihiko Okuno
Managing Partner (Japanese Patent Attorney, Specific IP Litigation Attorney)
SK IP Law Firm, Japan

講演テーマは、最近の日本の抗体医薬に関する判例の解説を中心に、フランスの抗体医薬分野の研究者/知財部マネージャー/弁理士に向けて、どのようにすれば、日本において抗体医薬の特許権をうまく取得して、抗体医薬のパイプラインを保護すればいいかを、欧州特許条約と日本特許法とを比較しながら実務上の注意点を説明する内容でした。

なお、講演は、時節柄、ウェブ会議システムのZoomを用いて、日本の奥野弁理士の自宅の2階の廊下(はい、奥野の在宅でのリモートワーク(テレワーク)の仕事場は、自宅の2階の廊下なんですよね・・・)からフランス全土の特許事務所や製薬会社の知財部門の会議室に向けて配信されました。まあ、日本からフランスに行くこと自体が無理な状況なので、仕方ないですね。。。南フランスのリヨンというきれいな町で開催されるので、本当は、出張したかったな。。。

ちなみに、奥野弁理士は、残念ながらフランス語ができないので、英語で講演しました。なお、フランス時間の午後2時から4時にかけて講演しましたので、日本時間の午後9時から11時までの講演でした。うっかり風呂上がりにTシャツで講演してしまったのですが、どうやら大丈夫だったようです・・・。とりあえず、最初の掴みは、【いやー、今、東京、夜中なんですよね。マジで眠いっす。】と言ってみたら、クスッとウケた感じでした。

やったー。終わったー!とビールを飲んでいたら、講演を聞いたフランスの参加者から、午後11時40分過ぎにZoomで面談をしたいとの急な申込みが入ったので、今夜は、いつになったら眠れるのでしょうか???めっちゃ、眠いです。。。

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