2017年度 第2四半期の黒字化達成のお知らせ

2017年度 第2四半期(法人事業)で黒字化達成((管理会計、速報、累計):売上高 1億5,000万円強, 経常利益 2,000万円強, 手元現預金 約9,168万円, 有利子負債ゼロ、経営陣等からの借入金ゼロ, 経営陣等への貸付金ゼロ、経営陣の親族・愛人への報酬ゼロ、不良債権(請求書発行後3ヶ月経過の売掛金)額 計算中(不良債権比率 計算中)、CCC 約ゼロ月、自己資本比率 50%強)

徳重大輔が東京ビッグサイトで開催される【第1回バイオ医薬EXPO】で知財セミナーの講師を勤めました。

徳重大輔が、2017年6月29日(木)14:00〜15:00に東京ビッグサイトで開催される「第1回バイオ医薬EXPO」において「[BP-2]  バイオ医薬品の特許出願動向と最新の訴訟・審判・異議申立事例 」というセミナー(リード エグジビション ジャパンが主催)で講師を勤めました。
お陰様で、会場は満員御礼でした!ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!





[講演内容] 最近話題のバイオ医薬品をいくつか取り上げ、製品毎にどのような特許出願がされているかを解説する。さらに、ここ1~2年のバイオ医薬品の訴訟、無効審判、異議申立の事例を解説する。取り上げるバイオ医薬品としては、抗体医薬(抗PD-1抗体など)が半分以上で、残りは核酸医薬、iPS細胞などを予定している。

[講演者プロフィール] 2009年よりSK特許業務法人に勤務。バイオ・医薬分野を中心に、特許出願の明細書作成、国内外出願、拒絶応答、特許調査、鑑定、訴訟などに携わる。また、ブログ「BIOPATENTBLOG」でバイオ・医薬分野の知財情報、判決例を紹介している。

徳重大輔が運営しているブログ【バイオパテントブログ】、ウェブサイト【知財ニュースCOM】、【医薬ニュースCOM】とも併せてお楽しみください。

SKIPのランチ事情 (ご近所編)

SKIPは恵比寿と広尾のちょうどまんなかの住宅地に位置します。
ゆえに、オフィス街にあるような「ワンコインでランチ」というお店が、まわりにほとんどありません。そして、山の頂上あたりにあるので、街に出るには10分ほどかけて下山しなければなりません。

そんなランチ過疎地ですが、所員は情報交換しながら、お昼のひとときを楽しんでいます。

安くておなかいっぱい食べたい派
國學院大學 学生食堂は一般開放されていて、定食、カレー、麺類が500円くらいでおなかいっぱい食べられます。学生さん向けのボリューム設定なので、大人になってしまった我々にはいささか食べ過ぎの危険あり。「ご飯半分でお願いします。あっ、その更に半分で・・・!」とお願いすることになります。

自席でさくっと腹ごしらえ派
忙しい日や、外出するのがおっくうな日は、自席や会議室で昼食を取ることもあります。自分でお弁当を作ってきたり、通勤中にパンを買ってきたり。SKIPの近くにはセブンイレブンや弁当屋(渋谷区東 黒子屋)もあります。
最近のお気に入りは、テイクアウトもできるサンドウィッチ屋さん(GRAIN BREAD AND BREW)です。写真は本日のランチのオムレツカツサンド。
20170630オムカツIMG_2449

出前(ギャンブラー)派
雨の日には「今日、そばの出前取るけど、注文する人??」「カレー頼むけど、どうする??」 と募集がはじまりします。なぜか、SKIPでは「注文締め切り時間を設定して、最後に注文した人が出前の電話をかける」というルールが設けられているので、締め切り間近になると、ちょっとした心理戦が展開されます。たまに、かけひきに敗れた経営者がそば屋に電話をかけているのは、そういった事情です。あっ、もちろんお金は各自が支払いますよ。

by kh

QPIDS実際のところどんな感じ?

QPIDSの説明をしますと宣言してから6ヶ月も経ってしまいました・・・。
2016/12/22 アメリカ 登録料は早めに納付した方がよい

とはいっても、QPIDS制度については、『QPIDS試行プログラム』などで検索すると、いろいろな特許事務所さんが分かりやすく解説しています。
そこで、SKIPではちょっと視点を変えて
「実際にQPIDSを申請したらどんな流れで処理が進むのか?」
というあたりをご説明したいと思います。いろいろ気をつけないといけない点や、思わぬワナが仕掛けられているので、それはまとめて注釈に記載しました。


さて、本題です。
アメリカで登録料を納付したあとに、他の国の特許庁からファミリー出願に対してオフィスアクションが通知されました。そして、そこには新しい引用文献が記載されています。
アメリカでは、登録日までIDSの義務が継続するため(※1)、この引用文献が「特許性に関する重要な情報(information material to patentability)」である場合は、IDSを提出しなければなりません。出願人が取りうる手段は2つです。

① QPIDSを利用してIDS提出を行う
② 登録取り下げ申請とRCE申請をした上でIDS提出を行う

普通は②を選ぶメリットはありませんので、①QPIDSを選びます。IDSすると決まったら、急いで代理人に対して、QPIDSの指示を出します。

さて、QPIDS指示を受け取った現地代理人が準備する書類は、以下の4点です。また、QPIDS申請自体は無料ですが、もろもろの庁費用を納付しなければなりません。後述する返還がありますが、いずれにしても意外と高額です。

書類庁費用
(1) QPIDS申請書無料
(2) 登録取り下げ申請書$140
(3) IDS提出書$180
(4) RCE申請書$1,200 (1回目)、$1,700 (2回目以降)



気になるQPIDSの結果ですが、だいたい1~2ヶ月ほどで通知されます。(※2)
以下、分かりやすさ重視で、成功、失敗と称します!

●QPIDS 成功 やった~♪
審査官が文献を考慮した結果、特許査定が維持されることになりました。
すると、Corrected Notice of Allowability(訂正特許許可可能通知)が発送されます。成功の場合、RCEはEnterされませんでしたので、RCE申請料($1,200または$1,700)がUSPTOから返還されます。忘れずに、現地代理人から返金してもらいます。(※3)

この場合、登録料は既に納付済みですので、出願人は特許証が発行されるのを楽しみに待ちましょう。(※4)


●QPIDS 失敗 ・・・・・残念!
審査官が文献を見て「これは改めて審査をしないといけない」と判断した場合、Notice of Reopening of Prosecution(審査再開通知)が発送されます。残念ながら、せっかくの特許査定は取り消されてしまいます。
また、失敗の場合、IDS手数料($180)が返還されますので、忘れずに代理人から返金してもらいます。(※3)

QPIDS失敗の場合、審査が再開され、次のオフィスアクションが通知されます。また、審査した結果そのまま特許査定になることもあります。いずれにしても、出願人は審査結果を待つしかありません。


ということで、QPIDSを実際に申請してみると、こんな流れになります。できれば使う機会がないほうがうれしい制度ですが、「うっっ、このタイミングでオフィスアクション・・・。」と思ったら、粛々と手続を進めていきましょう。

詳しいご相談はSKIPまで。


by kh

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※1 アメリカでは、登録料納付からだいたい1~2ヶ月で特許が発行されます。また、発行の2週間ほど前に「Issue Notification(発行通知)」によって登録日が通知されます。もし、登録日が1週間以内に近づいていたら、本当に至急対応しましょう。アメリカ代理人は、USPTOに電話をして「QPIDSするから特許証を発行しないで!」とお願いすることになります。ちなみに、あまりに直前だと、入れ違いで特許証が届いてしまうこともあるようです。もちろん、登録を取り下げにしているのでこの特許証は無効。USPTOに連絡すると、「ごめん、まちがいまちがい、捨てといて。」と言われるらしいです。

※2 かつて、申請から1ヶ月ほどで「QPIDS結果が出ました!」とお客様に報告したところ、「早いですね。他の事務所に依頼したQPIDSの結果が1年くらい返ってこないんですよ・・・。」とおっしゃったので、「すぐに現地代理人にリマインドしてください。」とお伝えしました。その後、すぐに結果が通知されたようです。審査官に放置されることもあるようで、まったく油断なりません。

※3 ほとんどの代理人は、QPIDS申請時にかかったのすべてを費用を、手続直後に請求してきます。QPIDS審査結果が出ると、いずれの結果でも返金が発生するのですが、意外と返金を忘れてしまう代理人も多いので注意が必要です。ちなみに、弊所ではQPIDS結果が出て請求金額が確定した時点で、すべての費用を合算して、お客様へ請求書を発行しています。
また、QPIDSでは、通常IDSの2倍ほどの手数料を請求する代理人が多いようです。提出する書類が多いうえに手続も複雑なので、しょうがないですね。

※4 QPIDSが成功した後に特許証を待ちのタイミングで、別の国で新たなオフィスアクションを受け取ると大変残念な気持ちになります。人生で1度だけ「同じ出願で2回目QPIDS」という悲劇を経験しました。粛々と進めましょう。


USPTOによるQPIDSの説明はこちら
Quick Path Information Disclosure Statement (QPIDS)

IDSは30日以内に提出しましょう・・・・できれば!

アメリカで特許存続期間をできるだけ長く確保したい場合は
IDSを他国オフィスアクションから30日以内に提出することをおすすめします。

アメリカでは、米国特許商標庁(USPTO)の手続遅延に起因して特許の登録が遅れが発生した場合、特許調整期間(PTA)が付与されます。しかし、せっかく付与されるPTAも、「出願人が手続のための合理的な努力をしなかった期間」がある場合は、この期間が差し引かれて短くなってしまいます。具体的に短縮が適用される場面は連邦規則1.704に記載されています。

事務担当としてPTA短縮を防ぐ方法が考えてみたところ、「IDSを他国オフィスアクションから30日以内に提出」することが有効ということが分かりました。

IDS提出においては、37 CFR 1.704(d)に規定される陳述書の提出によりPTAの短縮を防ぐことができます。陳述の内容は以下の2点です。(だいぶ要約していますので詳しくは下のリンクの原文を参照してください。)
(i) 他国オフィスアクションで最初に引用されてから30日以内のIDS提出である
(ii) 他国オフィスアクションが通知されてから30日以内のIDS提出である

陳述書には米国代理人が署名することができますので、発明者や出願人の署名は不要です。

ということで、特許存続期間を長く確保したい出願の場合は、
他国オフィスアクションを受領したらできるだけ早く現地代理人へ連絡し、「OA通知日から30日以内に37 CFR 1.704(d)陳述書とともにIDS提出してほしい」と伝えることが望ましいです。


by kh

参考リンク
37 CFR 1.704 Reduction of period of adjustment of patent term.

ユーカリ理論

ブログのマスコットはアルパカですが、好きな動物はコアラです。
コアラは、誰も食べることができないユーカリを食べることに成功して、生存競争に勝ち抜く力をつけました。
死の植物ユーカリを食す コアラのグータラ生活: Animal Writer

この考え方は、ビジネスでも重要なので、所内で「ユーカリ理論」と称して普及を試みています。
例えば、
・複雑な図面を作成するのが大変→3D CADをマスターして図面を簡単に作成
・顧客指定の納品方法が複雑で大変→納品を簡単にするためのアプリを作成して簡単に納品
・ドイツ語ベースの翻訳が大変→ドイツ語をマスターして簡単に翻訳
・中国語のOA対応が大変→中国語のままOAを理解できるようにして簡単にOA対応

普段の業務において、多くの困難に遭遇しますが、その困難を簡単にこなすことができれば、高品質のものを適正価格で提供できるようになります。これは、顧客と事務所にとってWin-Winです。

新しい技術を身につけることのハードルは低くないですが、ユーカリ理論に従って、困難を簡単に変え続けると、
所員の実力アップに繋がります。これは、事務所と所員にとってWin-Winです。

その結果、顧客も事務所も所員も満足がいく結果になり、Win-Win-Winの関係を構築することができます。

上半期の事務ボーナス支給(517万円)のお知らせ

2017年の上半期の売上が予定よりも好調でした。そのため、SK特許業務法人の売上(管理会計上の売上総利益=粗利とほぼ同じ)の2%+事務売上の20%+効率化達成ボーナスを事務開発部門のメンバーに還元するために、総額約517万円のクエスト達成報酬(上半期の事務開発ボーナス)を支給します。

今年も、【稼げる★キラキラ★事務開発部門】を目指して、事務開発部門のメンバーが、国内・海外での特許の年金管理、商標の更新手続、特許・商標の譲渡手続、クライアントの会社名変更に伴う名義変更手続、IDS手続きなどを積極的に引き受けて、自前の売上を立ててくれましたので、自前の売上の20%を事務開発ボーナスに上乗せしています。また、今年の上半期も、VBAコーディングによる事務開発の結果、業務量が増えたにもかかわらず予定の週35時間を超えるオーバーワーキング時間を抑制してくれましたので、効率化達成ボーナスを加算しました。

今後も、秘書グループのメンバーに多くの事務開発ボーナスを支給することができるように、さらに売上向上、コスト削減、不良債権の低減などの財務体質の改善、人事・労務管理のコンプライアンス強化に取り組んでまいります。